乏しき我の想像力

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 鶴見駅、階段を降りると左手にコンビニがある。
 駅側に出入り口があるので駅を出た横手のウィンドには、
 数人が人待ち顔で並び立っている。

その中にやや浮いた感のあるオヂサンが佇んでいる。
歳のころは50代半ば、ボサボサの坊主頭に無精髭。
いでたちもパッとしない。
どうみてもデートの待ち合わせとは無関係に見えたのだが
背中に回した両の手にはバラの花束が握られている。
ピンクのバラが数本束ねられセロハンが巻かれている。

 想像してみた。誰が来るのか。

 真っ先に思いつくのは、同伴出勤。これからお店に行く。
 (想像力が貧困だな。)

 いや、彼からすれば今日は精一杯のおしゃれなのだ。
 花束を差し出し一発決める覚悟が・・・
 (ぅ~ん、まだまだだナ。一発ってなんだ?)

元妻との再会。
出所後の出会い、「幸せの黄色いリボン」
駅にきてくれたらもう一度やり直そう・・・
(ダメだ、限界)

  で、オチは?  なにもないの?

  ぢゃ、
     「ローズです」

     「マリーです」

     「ローズマリーですぅ♪」

  日産の車“NOTE”のCM・・・ 一応、これでオチ

  オアト ガ ヨロシイヨウデ----