簡単に吹っ切れるなら
好きになったりはしなかった
私は ちいさな水たまり
大きな 海にはなれません
ましてや
彷徨い 漂う 心の海に 波風たてたりできません
もしも 風に なれたなら
やさしい 風に なれたなら
やさしい 風に なれたなら
あなたの 頬吹く 風になり
「・・・ 穏やかになれたよ 」
そう 言われたかった
私は ちいさな水たまり
せめて 儚き 小さな花を
枯らさぬ 浄き 水でいたい 

いつまでも、
涸れる
ことのない
水たまり
で
いることは
きっと
むずかしい
こと
でも、
簡単に
涸れるような
好きではなかった