海 海行く人


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平凡な暮らしを望んだはずだった。
苦い空気間から脱出したかった。
誰にも後ろ指さされない暮らし、
目立つことなく普通の生き方をする。
なにかを我慢することが人生、
好きなことばかりできないことが人生、
そう思って生きてきた。
普通に平凡は“守る”ことなく
できると思ってきた。
平凡を守ることは大変だった。

早く50歳になりたかった。
生き方に熟成が加わると思ってた。
50歳を過ぎ、
変化はなかった。熟すことができず、
取り返しのつかない今に気づく。

空の色、雲の流れ、海の音、砂の動き
自然には作為がない。
作為を意識して生きてきた訳ではないけれど
自分の選択、その決定に疑問を
抱いてしまうことさえなければ・・・

自然への回帰願望が海へと誘う。
「海行く人」に思いを託す。