絲山秋子

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  引っ越しの朝、男に振られた主人公。引っ越し先は「蒲田」
  そこで大学時代の友人の街頭演説で拡声器で名を呼ばれる・・・
  こんな調子で物語りがはじまる。当たり前の「日常生活」の
  ように語られるが、主人公の友人はEDの議員、ひもの従兄
  うつ病のやーさん、痴漢さんといろとりどり。
  初めて読んだ時、女性の生き方って変わった。男性化してる。
  と、奇妙だった。でも、生き方って自由でいいはず。
  モラルとかは、原則人に迷惑をかけないっていう「くくり」が
  あれば、人にとやかくいわれる筋合いではない。と思う。
  共感ではないが、一人の「人間」の生き方を模索する姿に
  不思議な感覚が味わえると思う。