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今日は、子宮頸がんワクチン「サーバリックス」の

ラストになる3回目の接種をしてきました。

子宮頸がんは、
ヒトパピローマウィルスの感染によって、発症する癌。

ヒトパピローマウィルスは性交為により感染しますが、
これは特別な人だけが感染するのではなく、
ほとんどの女性が一生に一度は感染する、ごくごくありふれたウイルスです。

ヒトパピローマウィルスは、基本的には感染しても一時的で、自然に排除されます。
しかし排除されずに長い間感染が続くと、
のちに、子宮頸がんを発症する場合があります。

子宮頸がんになっても、
初期の段階では自覚症状がほとんどありません。
だからこそ、定期検診が必要なんですね。


そして、自然排除されてもまた感染するのが、このヒトパピローマウィルス。
次の感染を防ぐためにも、ワクチンはとても大切です。
避妊具をつけても、感染予防にはなりません。


発癌性ヒトパピローマウィルスには幾つかの種類がありますが、
中でも16型と18型は、子宮頸がんの約60%となっています。
今日、私が接種したワクチンは、
この16型と18型を、ほぼ100%防ぐことができるものなんです。


世界では、このウイルスに対する予防ワクチンが

既に100ケ国以上で摂取されていましたが、

日本でもようやく昨年、ワクチンが打てるようになりました。


接種は全部で三回。
初回、1ヶ月後、半年後です。

私は今日、3回目の接種を終えました!

費用は多少差がありますが、
三回セットで5万円~8万円。

子宮頸がんワクチンの効果は、
三回1セットの接種で、約20年以上にわたり、効果が期待されると推測されています。
ですから、けして高い金額ではありませんよね(^-^)b


ちなみに、ワクチンは筋肉注射です。
新聞の記事などでは、『相当痛い』とあったけど、
とっても小さな注射器で、チクッとしたけど、あっけないほど早く終了。
痛みに個人差はあると思いますが、
私に関していえば、楽勝でしたO(≧▽≦)


ですが、相当な痛みを感じる方もいらっしゃいますし、

アレルギー症状が起こることもあるので、
少なくとも30分は病院で様子をみてくださいね。


また、ワクチン接種による重い副反応として

まれに、アナフィラキシー様症状が出ることもありますので、

しっかりと病院で話を聞き、お医者様と相談して、決断をしてくださいね。


そして、子宮頸がんのワクチンは、
16
型と18型のヒトパピローマウィルスはほぼ100%防ぎますが、
これらは子宮頸がん全体の約60%。
残りの40%は、違う型のヒトパピローマウィルスですので、
定期検診は必ず続けて下さい!


またワクチンは、接種前に感染している発癌性ヒトパピローマウィルスを排除したり、
発症している子宮頸がんの進行を遅らせたり治療することはできません。


子宮頸がんは、ワクチンの接種と定期検診で、
唯一防ぐことができるガンです。
初期のガンなら一部の切除で済み、
妊娠や出産にも影響ありません。


自分の体に責任をもって、
たった1つの大切な体を守りましょうね。