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プロカメラマンの倉元一浩さんが、
ドバイワールドカップの写真を送って下さいました。


写真は、いつもながら
躍動感ある、すばらしい写真です。

加えて今回は、現地で感じたことをメールで下さったのですが、
その内容に、私はとても感動しました。


ぜひブログで皆さんにも読んで頂きたいとお願いしたところ、
快諾してくださいました。

倉元さん、いつもありがとうございますm(__)m



ぜひ、読んで下さい。
人って温かいなぁと、心から思います。


まず、



倉元さんは、こんな思いでドバイへ向かいました。




旅立つ前のメールから。

『私はこれからドバイへ旅立ちます。
日本が大変な時に海外遠征なんてとも思いましたが、
日本馬の活躍を現地からリポートする事によって、
被災地の人々を元気付けることが出来ればと思い、
遠征を決めました。
被災地の相馬市には馬の温泉、山元町には社台グループのトレセンがあったりと、
競馬に馴染み深い場所でもありますしね。。。』



そして優勝後、いただいたメールです。


『ヴィクトワールピサが遂にやりました!
世界最高峰のドバイワールドカップで優勝です。
それもトランセンドが2着で日本馬のワンツーフィニッシュ!

私はドバイに通い続けて苦節14年。
ようやくドバイの夜空に君が代が流れた時は、
今までのドバイでの出来事が走馬灯のように頭の中を流れて涙ものでした。

鞍上のデムーロ騎手はイタリア人ながらも
被災地の事を自国のように心配して、
何としても日本の皆に明るい話題を届けたいとレース前に言っていました。

そんな思いの中で勝利し、レースを終えて引き上げてくる際に
右腕の喪章を何度も握りしめて泣いていたのが
何とも印象的でした。

また、各国のプレスの人々も全員が日本の震災の事を知っていて、
プレスルームで募金活動をしたら、
結構な援助金が集まりましたよ。
それに自国の馬よりも日本馬を応援してくれていたのです。

報道陣以外にも街中のタクシーやショップでも
多くの外国人が話し掛けてきて、
日本の安否を気遣っていました。

日本人の思いをはじめ、そんな色々な国の人々の思いが
日本馬を後押しして勝ち得た勝利かもしれませんね。

これで被災地の皆さんに少しでも元気を届けられれば良いなと思います。
ではまた!』




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