日本ダービーの復習で~す音譜



六車奈々オフィシャルブログ「うまンティックが止まらない☆」powered by Ameba




★この復習は、まだまだ競馬勉強中の私が、
万馬券ゲットを目指して、自分なりに復習しているものです。
勝手な解釈もあると思いますので、
ラク~に見てくださいね♪



2009.5.31.(日)
東京10R 日本ダービー  曇り・不良


《総評》


横山ジョッキー、ついにダービー制覇、おめでとう!
「勝つときはこんなもんだね。」と、ご本人も夜になってもまだ自覚がないほど
勝ったことにビックリしてました。


さて、当日は心配していたお天気が、まさかの大雨
お昼前から東京競馬場にいたけど、昼過ぎからは相当な量の雨が降り、完全な不良馬場。


ダービーは馬主さんにとってもハレの舞台であり、

パドックの中は記念撮影などで盛り上がるものだけど、

あまりの雨でほとんどの馬主さんが屋根の下に避難。閑散とした寂しいパドックだった。

ちなみに、当日のブログにも書いたけど、パドックではアントニオバローズの馬体の良さが際立っていた。


レースは、完全な前残り。
後ろから差してこれるような馬場ではなかった。
それと、こんな馬場ゆえ、得手不得手があったと思うし、この結果が全てではないと思う。


今回のレースで印象に残ったのは、
ロジの底力。
アントニオバローズのデキと奥深さと可能性。
ナカヤマフェスタの物凄い差し脚。
シェーンヴァルトの地力強化。


アンライバルドとアプレザンレーヴは、
こんな馬場じゃなければ、もっと結果は違っていたと思う。



《馬メモ》


ロジユニヴァース
、横山ジョッキー、萩原調教師。

ダービー制覇おめでとうクラッカー



今年、新米パパのネオユニヴァース。そのパパに、初勝利をプレゼントしたのがロジ
そんな選ばれしコだから、「何か大きなところを勝つ」そういう星の下に生まれてきたとは思ってたよ。

ロジは新馬戦から注目してずっと見てるし、ずっと応援してきた馬だから。


ただ今回に関しては、私は本命・対抗にも選ばなかった。
なぜなら、「どうか無事に走ってほしい!」

ただ、それだけを思っていたから。


レースの週、のりさんや萩原先生のお話を聞くと、「ここでムリをしてほしくない。」という思いが強くなった。

これは、お二人も一緒だったかも。


だけど、それが逆に良かったのかもね。
のりさんの言う、「勝つときはこんなもんなんだね。」というのは、まさにそうだよね。


狙ってもなかなか勝てなかったものが、力みがフッと抜けたとき、こうして勝つんだね。

競馬って面白いね。


さて、馬体を+16キロと戻してきたロジ。

ただし、前走の敗因は「馬体減は、目に見える部分」でしかなく、

調教師曰く、「精神面・肉体面でも複数の敗因があった。」そう。


「だから、ただ数字を戻せばいいわけではない。いろんな原因を探りながら、考えられるできる限りのことを全てやった。ただ、それが本当に正解なのかもわからない。」

と、馬づくりの難しさを教えてくださいました。


私は、萩原先生とお話して、無事にダービーに出走させること自体が、どれほど難しいことかを

改めて教わりました。


レースは、前二頭から離れた三番手の最内、絶好位から。

リーチをマークしながら内ラチ沿いをピッタリとロス無くまわって、直線は最内から抜けてくる。

不良馬場も味方したとは思うけど、見事な4馬身差の圧勝だった。


もともと100%の体で臨んだわけじゃないから、疲れと馬体が心配だったけど、

ケロっとしていたそうだしね♪

良かった!本当におめでとう!



+10キロのリーチザクラウンが2着。
新聞の調教師コメントに「跳びの大きな馬だから、道悪は厳しい」とあったので、

不良馬場予想では外したんだけどなぁ・・・


レースは、飛ばすジョーカプチーノを行かせて、離れた2番手から。

それによって、ハナを切ったのと同じような感じになり、馬も掛かることなく折り合った。
「うまく行けた!これは怖いよ!」と、思わず中丸新将さんと声を揃えて言ったもんなぁ。


直線は内を追うも、やはり道悪はあまり得意じゃなかったみたい。

走りにくそうだった。


なんとか踏ん張っての2着。

3着馬にはかなり詰め寄られた。



パドックで一際よく見せたアントニオバローズが3着。
有言実行のオトコ・角田ジョッキーが惚れこんでる馬。

彼は、「ジャンポケ・フジキセキ級の馬!」と言ってるんだよね~。


ただ、まだお子チャマで、気が向かないとちゃんと走らないところもあるので、

本命にはしづらかったんだけど。

それでも、パドックのあの馬体は素晴らしく、群を抜いていた。


レースは、好位の外から。

直線は真ん中からジワジワと詰め寄って3着。


だけど、このコ自身も外から来たナカヤマフェスタにはかなり詰められた。


しかしながら、気性面も成長が見えたし、ひと夏越して、菊が楽しみな馬だね!


ジョッキーは「今までで一番といえるデキ。3コーナーで脚をとられたけど、それはどの馬も条件は同じだから。だけど、距離延長で良さが出たのは思っていた通り。菊に向け、うまく鍛えていきたい。」。



私の本命・ナカヤマフェスタが4着。

このコも道悪は得意なコ。

叩き2走目で東京に変わる今回はいいと思ったんだ~。


パドックではやはり気合いタップリ、二人引き。

イレ込むほどでもなかったし、良かったよ!


レースは、出負けして後方・外から。

直線は外から追い出す。


半ば辺りから目を引く強烈な伸びで、グイグイと4着!

やはり東京は走るね。


ちなみに、ここまでの不良馬場は走りづらそうにしてたみたい。
にしては、そんなことを微塵も思わせない伸びだったけど。


差し馬にこれだけキビシイ展開の中、掲示板に載ったのはこのコだけだしね。
よくぞここまで来たよ!よく頑張った!



アプレザンレーヴは、5着。

毎日杯ですごいと思ったコ。


レースは、中団最内から。

直線は外から追うも、馬場が走りにくそうだったね。


ある程度ならこなせるけど、ここまでの不良馬場は厳しかったみたい。

それで4着だから、よく頑張ったよ。良馬場なら、結果はまた違っていたと思う。


今回は、参考外にしてあげたい。



シェーンヴァルトは、対抗にしようかと迷ったほどの馬。

休み明けの皐月賞が、強い内容だったからね~。

あと、最近の北友ジョッキーがスゴイ!アツイ!乗れてるからね!!!



さて、まずこのコはパドックがタイヘンだったよ。

一周まわって同じ場所で嫌がって暴れる。

何かが怖かったのかな。ちょっとイレ込み気味だったよ。


レースは、シンガリから。

最初はかなり掛かってたね。


4コーナーは内でまわって、直線も内を狙って追ってきた。

ボコボコの内からジワジワ差を詰めて、6着。


引っ掛かった上に、馬場が特にヒドイ内から伸びたんだし、内容はなかなかだと思うよ。
いい経験になった。


どこかでまた重賞を勝つと思うから、秋も忘れずに買いたい。


ゴールデンチケットも、対抗で迷った。

このコは、毎日杯で一目惚れしたからね~。

光る原石を見つけた!」って思ったもん。


ただ、このコも血統を聞けば「どマイラー」だそう。

それで、今回は見送りました。


レースは、好位から。

直線は、最初抜け出すかと思ったんだけど、だんだんスピードが落ちて、イッパイになった。

やはり「どマイラー」なんだね。


だけど、このコは必ず重賞を勝てるコだと思う。

ずっと追いかけます♪
ちなみに今日のような馬場は、この馬にとっては良かった。



マッハヴェロシティも、もうワンパンチ欲しいと思いながらも、好きな馬で必ず買ってるんだよね~♪
一瞬のキレが自慢のコで、休み明けの前走もいい内容だった。

ただ、運がなくて、なかなかこの馬の競馬をさせてもらえなかったんだよね。

自分の競馬ができたのは、前走が久々だったよ。


さて、こんなキレ自慢のコにこの馬場はカワイソウだよね。

私が見送った理由は馬場に尽きる。


レースは、好位の最内から。

直線はジリジリ最後まで頑張った。


この馬場だし、仕方が無い。パンパンの馬場で狙いたい。



トップカミングは、力をつけてきたし、堅実な馬。

「相手なりに」という感じがして怖くはあったんだけど。

ただ、前走でも直線フラフラしていたし、ここでは厳しいと思った。


レースは後方最内から。

直線も特に見せ場なし。


ジョッキーは「フラフラする面はマシだったけど、馬場が良くなかった。」。



ケイアイライジンは、こんな馬場が得意。

私はもうワンパンチほしいと思い、見送った。


レースは真ん中・最内からで、直線も伸びず。見せ場なし。


ジョッキーは「2000くらいが合ってる。」。



フィフスペトルは、ちょっと行きたがってたね。
直線も頑張ってたけど、私はこの馬はマイルで買いたい。
伸びて2000まで。



アンライバルドが、まさかの12着。


大外枠に入ったときからイヤな予感はしたけど、まるで皐月賞のリーチみたいだね。
今年の牡馬クラシックは、人気馬の枠順が極端だぁ。


レースは、後方から。

直線は大外から伸びず。見せ場なし。


厩舎コメントには「馬場は悪くなれば更にイイ。」みたいなことが書いてあったけど、
ダメだったみたい。


それと、馬場を気にしたからか、

スプリングSで見せた「深く沈んだフォーム」から、
これまでの「頭の高いフォーム」に戻っていた。


とにかく枠も馬場も極端だったから、今回は参考外でいいと思うよ。



道悪巧者・セイウンワンダーがまさかの13着。

大雨で一番喜んだのは、このコだと思ったのになぁ。

ただ、血統を勉強してる人に聞いたら

マイルまでの馬」と言われていたので、もしかしたらその辺も関係したかもね。


レースは、後方から。

4コーナーでは一旦下げて大外にまわして直線へ向いた。


かなりのロスはあったけど、かといって直線伸びなかった。

やはり、距離かも!?!



トライアンフマーチは、皐月賞が買い時だった気がしたから、私は手を出しづらかった。
意味はないんだけど。ただの勘で。


レースは、中団やや前・外から。直線で止まる。


ジョッキーは「今日の結果だけで距離については何とも言えない。ただ、こういう馬場は良くなかった。」。


お母さんのキョウエイマーチは雨の桜花賞を勝ったけどね。

このコは、私はまだ掴みきれないよ。



ブレイクランアウトは、皐月賞のパドックが細く見えた。

馬体重が変わってないのに細く見えたのがとてもイヤで、今回はどんな体なんだろうと思ってた。


パドックでは、アンライバルドの後ろ。

アンライバルドと比べると体長が短く、やはり長距離向きに見えないんだなぁ。

もって2000まで。

馬体からはそう感じた。


また、一瞬の切れる脚を使うタイプのこのコにとって、この馬場はカワイソウだったよ。


さて、レースは、2度の不利で位置取りが後ろに。

直線の伸びもジリジリだった。


パンパンの切れる馬場で、2000くらいまでのところで買いたい。



アーリーロブストは、ここではもうワンパンチほしいかな。
馬場も良くなかった。



アイアンルックは、アントニオバローズの次にパドックでよく見せていた。

血統からも、こんな馬場は得意だと思ったのに。


レースは後方から。

直線全く伸びず、後退。見せ場なし。


距離も、本当はもう少し短い方がいいとは思うよね。


ジョッキーは「返し馬で跨った時の感触が今ひとつだったし・・・。」。



ジョーカプチーノは、大逃げ。直線で失速。

使い詰めだったし、短いところばかり使ってきたから、私は厳しいと思い、見送った。


この結果は仕方ないと思うよ。

自分の競馬はできたんだしね。


このコは、とても強い馬だと思ってるし、今回はイイ経験になったと思うし、秋にまた買いたい。


それにしても、藤岡康太ジョッキーは思い切りが良くて、キモチイイ乗り方をするね!
初ダービーとは思えないような堂々とした騎乗で、素晴らしかった。拍手を贈りたい。



なな