2007年2月の落馬事故で脳挫傷となり、
その後回復してリハビリ後に退院、レース復帰を目指していた
石山繁ジョッキーが、今月末で引退することになりました。
脳挫傷という大怪我を思えば、命が助かったことだけでも感謝すべきかもしれませんが、
復帰を目指していたのに、それを断念する石山ジョッキーの無念さを思うと
胸が締め付けられる思いがします。
石山ジョッキーの奥様が書かれた、『落馬脳挫傷』。
これは、落馬後の記録を綴った本です。
皆さんは、読まれましたか?
私は、実はまだ読む勇気がありません。
でも、華やかな競馬の世界には、こうした危険な事故が背中合わせにあるという現実を、
知っておかなければいけないと思っています。
石山ジョッキーが決断された今だからこそ、
私も勇気を出して、読んでみようと思いました。
私が石山ジョッキーで印象深いのは、
サイコーキララもそうですが、
一番はやっぱりファレノプシスとのコンビでした。
インタビューした時も、
誠実で一生懸命答えてくれて
![キラキラ](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/123.gif)
とても清々しかったことを
記憶しています。
まもなく、石山ジョッキーの恩師・浜田光正調教師も定年を迎え、引退されます。
もしかしたら、それも関係あるのかなぁ。。。
寂しくなりますね。。。
引退されるにあたって、なんていえばいいのか言葉も見つかりませんが、
石山ジョッキー、そして彼をずっと支えてきた奥様に、
「お疲れ様でした」と思う気持ちでイッパイです。
お二人の戦いは、まだまだ続くと思います。
どうぞ、ご無理をなさいませんように。
そして、毎週開催される競馬が、人馬ともに無事でありますようにと、
心から願ってやみません。
奈々