昨年年末から始めた業者探しが、先月末で一段落しました。
結局最初に見積もりを出してくれた業者になりました。
金額は78万円ちょろちょろ。
元はと言えば、
「そろそろお墓問題も片付けないと」
じゃあ、ちょっと今いくらになるのか聞いてみるか?
最初に聞いた業者が
「1平米10万円が相場です。オタクは22平米あるから220万」
と門切口調で言ったことで本気になりました。
「そんなにかかるはずがない。前に石屋さんに解体を見積もってもらったら40万くらいだった」
と言うと、鼻で笑われちゃった。
確かに十年以上前だけど、それにしたって見もしないで200万越えは無い。
これから使うものではなく、都に返却するための上物の撤去と言うのが依頼内容。
都営霊園の場合、どこで頼んでも手続き費用は同じで大してかかりません。
今は都営霊園も墓不足で「返却はウェルカムです」とのこと。
「今なら、永代供養墓をご家族分、これから無くなる方の分も無料です」
と言われました。
その後、数社に依頼を出して、結局最初に見に行ってくれて丁寧な見積もりをくれた業者と何度かやり取り。
周辺の相場も調べましたが、自分でブルドーザーを借りて作業をして、産廃の片づけまでやることを想像したら、
これで良いかな、と思えてきたので決めました。
付き合いのある石屋さん(前に撤去に48万と見積もってくれた)が165万と言ってきたのもショックでした。
石屋とは言え、墓終いを常時仕事にしているわけじゃないでしょうから、こうした特殊な依頼は高くつくようです。
この石屋さんは、10年ほど前にお墓の修理、リフォームの提案も貰っていて、
「120万ほどかけて、全面に石を施工すれば手入れが楽になりますよ」と言われたこともあります。
私にお墓を任せるべき後継ぎがいるなら、それも良いけど、
それもかなわない立場ではこれ以上お金をかける気にはなれませんでした。
何にせよ、申し込んでから数カ月都営霊園の施設変更には時間がかかるそうです。
せいぜい墓参りして、爺さんと婆さんに挨拶しておかねば。
怒ってないと思うけど。