吹奏楽の旅 | 中村区民吹奏楽団 [アメーバブログ]

吹奏楽の旅

笑ってこらえて"吹奏楽"ということで最近テレビでも

吹奏楽が取り上げられるようになったのは喜ばしい。


でも、それは吹奏楽自体に焦点が当てられているわけではなくて

スポットがあたってるのはコンクールに臨む高校生の姿。


勝負事であるだけにそっちのほうがテレビ的にも面白いのはわかるんだけど・・・。


オーディション・・・

罵声を浴びせる指揮者・・・


あの体育会系のノリ何とかならんもんかねー。


なんか吹奏楽が誤解されるような気がしてならないのは俺だけだろうか。


すごく人気があるのは分かるんだけどどうも批判的な目で見ちゃう。


結論。あの番組は吹奏楽ファンが見るものであって

吹奏楽オタクが見るものではない。



あういう番組が好きな人は高校生の「一度の演奏に賭ける情熱」とか「青春」を感じ取って感動しているんだと思う。

それが悪いことだとは全然思わないし、

前にOBさんに「お客さんはうちの演奏会のそういうアマチュア臭さを見に来るんだよ。」と言われた事もある。

なんか甲子園に似ている。野球好きの中に甲子園野球が好きという人がいるように吹奏楽愛好者の中にもアマチュアの演奏会(特に中学・高校)が好きな人がいるんだろう。


ただ吹奏楽は野球と違って「芸術」だし、「情熱」だって「引退」とか「年功序列」というカテゴリーに関わってくると途端にくだらないことのように思えてくる・・・。


まあ、感動させたもん勝ちっていう意見もあるけど・・・。

吹奏楽単体で愛されるようになれば申し分ないなー。