東京 タワー 原作を読んで | 薔薇色のメヌエット

東京 タワー 原作を読んで

娘(中学3年生)の 中学校の 図書館で

 借りてきてもらった 東京タワーの 原作

  KARENさんは、今  読んでいます。

 リリー・フランキーさんという方が著者です。

 なかなか 文章も 内容も 素晴らしいです。

 ★ 少し前 TVで ドラマ化 されました。
   (娘、熱中して 観てましたね)

 ★ 少し前 映画で 放映されました。
   (観にいかれた方は、いかがでしたか?)
   レビューを拝見すると泣けて泣けて
   しかたがなかった・・と 書かれてました。

 東京タワー という テーマだけでは、ここまで
 インパクトが なかったかもしれないけど

   ボクと おかんと 時々 おとん

      ↑ このフレーズが

  美しい 日本の首都 東京都 (大都会)

  そのシンボルである、東京タワーとの
 
  ミスマッチング を、かもし出していて

  非常に 温かみある 雰囲気を感じます。

 そして、読み始めましたが・・かなり内容GOODです。

 書物の中に、本当の生きる人生の舞台の言葉が

 さまざまな 登場人物の中に散りばめられていて

 さすが! ドラマ化 しただけある!

 映画化 しただけある! と感じております。

 その 文章の中に 人の生き様や 人生が
 飾らぬ言葉で 書かれていることです。

 著者の方も、その時代と今の時代を比べつつ
 年齢も同じくらいなので、とても感銘を受けました。

 東京タワーの 原作

 非常に 面白いです。
 文章表現も 素晴らしいです。

 多分、一日~2日で 完読です (^^ゞ

 ★ 東京タワーの 見える町で 繰り広げられる

  この話は かつて人々はその場所を目指すために上京し
  
 弾き飛ばされて 故郷に戻っていったボクの父親と
  
 同じようにやって来て帰る場所をなくしてしまった僕と

 一度もそんな幻想を抱いたこともなかったのに
 東京に連れてこられて 戻ることも帰る事も
 できずに、東京タワーのふもとで 眠りについた
 
   ボクの母親の 小さな話です。

  ボクとおかんとおとんとを 取り巻く人々も

  かなり 個性的に鮮明に 登場してきます。

 東京タワー という 大都会を連想させるタワーの下で

 東京タワーの 金属的な建設的な 物質的なリアルさ と

 妙に 人間味溢れる おとん とおかん という言葉

 の アンチな 象徴に 

 今の 日本の 病める縮図を読み取るような気がして

 久々に、ページを繰るスピードが 増しました。

 また、東京タワーについては 続編を書きます。