水戸芸術館のシンボルタワー。
3月の震災のとき、NHK水戸放送局の映像として揺れているタワーの映像が全国に流れたそうですね。
私は停電でTVも見られなかったので、後日談で聞いたのですが、このタワーを見た全国の人から、
『地震でねじれたのか』『倒壊しないのか、大丈夫か』と多くの問い合わせが有ったとか。
DNAをデザインしたそうで最初からねじれているのですよ。
地震当日はタワーの展望台に上がっていたお客さんは、停電でエレベーターが使えず階段で降りたそうです。
高さは100mだそうですが、あんな高いところで揺れたら怖いでしょうね~。
2011.11.3(木) 14:30開演
つる 立川志の彦(五番弟子)
寄合酒 志のぽん(四番弟子)
ハナコ 志の輔
-仲入り15分-
中村仲蔵 志の輔
今年で5年目となる芸術館での志の輔さん独演会。
3年目までは小ホールでしたが、昨年から大ホールに会場が移っています。
小ホールは演劇の為のホール、大ホールは音楽の為のホールなので、どちらにせよ落語には不思議な感じ。
でも会場なんてかまわないのよ、志の輔さんさえ来てくれれば。今年も待ってました♪満員御礼です。
ハナコは、志の輔さんの新作落語。
確かこの落語が誕生したのは、食品偽造問題が相次いだ頃だったと思います。
食品の産地偽造、賞味期限のごまかし、温泉に入浴剤を入れていた・・・とかやたらと多い年がありましたよね。
男が旅先で宿泊したのは、何でも「あらかじめ・・・」と先に教えてくれる親切な(?)宿だった云々の非常に楽しいお笑いです。
そしてハナコというタイトルは、○○の名前です。笑
私も知らなくても良いことなら、知らないままで済ませたいです。何でも情報が欲しいってほどでもありません。
中村仲蔵。
浪人の出である彼が、歌舞伎界の革命児として誕生するまでのお話。
良くわからない歌舞伎界ですが、志の輔さんの解説を交えてとてもわかり易く聞きやすい。
無理なく話しに引き込まれ、忠臣蔵の五段目、斧定九郎のシーンでは張り詰めた緊張感がたまらない。
舞台の演出として、国立劇場のライトの花道もやったら更に良いのにと思うけれど、会場の構造上そこまでは無理なのかな。
四番弟子の立川メンソーレさんが廃業しましたが、弟子の番号って繰り上がるのですね。志のぽんが四番弟子になってた。
ネットで調べたら、現在のメンソーレさんは、故郷の沖縄で北山亭メンソーレとして活動しているようですね。
華のある人物でしたし、これから活躍されることを期待しています。
そして、志のぽんもがんばれ!