親指さがし 山田悠介 | あきすとぜねこ☆映画とか食べ物とか日常とか☆

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このタイトルが何とも興味をそそられつつも、ホラー映画は敬遠して見てません。
今回小説読みました。

ある別荘で起きたバラバラ殺人事件。殺された女性の左手の親指だけが見つからない。
その指を探しに行くゲームが子供たちの間で行われる。

<親指さがしのやりかた>
左手の親指は隣の子に握ってもらうようにして円になって地べたに座る。
瞼を閉じ自分がバラバラに殺される想像をする。
目を開けると、親指探しの部屋に行く。
部屋には1本の蝋燭があり、火を消すと元の世界に戻れる。
親指さがしをしている最中、背後から肩を叩かれても決して振り向いてはいけない。

怖いけど面白そうなゲームだわ。
小学校の放課後、誰も居なくなった教室でコックリさんやったの思い出す。
子供ってこういうの興奮するからねー。
そういうワクワク感を味わいながらサクサク読めた。
物語の結末がありがちな感じだったけど。