志の輔らくご~10月21日~ | あきすとぜねこ☆映画とか食べ物とか日常とか☆


今日のロビーゲストは二十五絃筝奏者の中井智弥さん。
二十五絃筝という楽器、初めて見ました。
琴の絃は普通13本ですが、それが25本あるんです。
楽器はよく分からないのですが、指で多くの絃を撫でる様はハープのような雰囲気を感じました。

立川志の春 「千早振る」
三番弟子の志の春さんです。
私は志の春さんの落語を聴くのは、今回が初めて。
ほんとに前座ですか?と思うほど上手でした。

立川志の輔 「お血脈」
毎年長野県の戸隠村で落語会をしていて、今年も帰ってきたばかりだそう。
そこでは熊の目撃情報が一番大事だそうで、実際に熊に襲われた方の話や、熊の餌を確かめようとして大変なことになった方の話やら。
(長くなるのでここには書きませんが、爆笑でした!)
大きな杉の木が沢山あって、その村には「神」の存在をいうものを感じたそうですが、口に出して言うのをためらっていたら、番組で村を訪れた江川さんがそうおっしゃったそうで、江川さんが言うなら様になるなという話。
ラジオで対談した時に江川さんの事務所の様子の説明の時に、志の輔さんがエンジェルのポーズをしたのが、めっちゃ可愛いかった!
「お血脈」
長野の善光寺に「お血脈」なるものがあり、それを額に当てると極楽浄土へ行けるという。
そのおかげで、地獄は人不足。閻魔大王が地獄にいた石川五右衛門に「お血脈」を盗みに行かせる話。

松元ヒロ 「今日のニュース」
当日の昼のラジオニュースから演じる松元ヒロさん。
今月も「待ってました!」の大きな掛け声が。
毎月通ってるヒロさんファンなんだろうなぁ。

立川志の輔 「新版宗珉の滝」
今年のパルコ公演の第一回でお披露目された新作落語です。
第一回のチケットが取れなかったので、とても聴きたかった噺。

まくらは林家木久蔵・きくお親子同時襲名や、三遊亭好楽・王楽の兄弟弟子話など。
腕の良い彫金師が、なぜか師匠に破門され、旅先の宿で宿代にした虎の彫り物が役人の目にとまる。
誰が見ても立派な細工なのに、それを見た殿様は怒りだす。
悩んだ彫金師は宿の料理人のおばあさんとの会話から開眼する。
このおばあさんのキャラが面白い。
こういうおばあさんから開眼するってのが良い!
オリジナル「宗珉の滝」は、噺にちょっと強引なところがあるらしく、ちょっとアレンジしたということで頭に「新版」と付けたそうです。

終演後、ロビーで春風亭昇太さんを発見!
相変わらずのおしゃれさんでした。
きっとこれから皆さんで打ち上げなんでしょうね~。