製作:2004 イギリス/アメリカ/ルクセンブルグ
監督:ウディ・アレン
出演:ジョナサン・リス・マイヤーズ、スカーレット・ヨハンソン、エミリー・モーティマー、マシュー・グード
シネスイッチ銀座にて見てきました♪
監督・脚本:ウディ・アレン
キャスト>ジョナサン・リース・マイヤーズ
スカーレット・ヨハンソン
エミリー・モーティマー
マシュー・グード
オープニングシーン>
テニスのマッチポイント。1点取ったら勝つという時にボールがネット上に当たる。
そのボールが運良く向こう側に落ちれば勝ち、こちら側なら負けだ。
勝敗は運が決め、人生はコントロールできない。
ストーリー>
元プロテニス・プレイヤーのクリス(ジョナサン・リース・マイヤーズ)は、
大金持ちのトム(マシュー・グード)と親しくなり、やがて彼の妹クロエ
(エミリー・モーティマー)と結婚。
本人が望む望まないに関わらず、向こうから幸せがやってくる。
しかし、トムの婚約者で、セクシーなアメリカ人女優のノラ(スカーレ
ット・ヨハンソン)に心を奪われ、不倫の関係に陥ってしまう。
大金持ちトム役のマシュー・グードが、嫌味の無いボンボン役を
好演してます。
男を惑わすノラを演じている、スカーレット・ヨハンソンがセクシー。
「真珠の耳飾りの少女」から2年しか経っていないことに驚くほどの色気です。
このノラはクリスと対照的に美しくて人を惹きつけてやまない
魅力があるのに、とことん運の無い女。
クリスが唯一執着したノラが原因で衝撃の結末に!
リングが橋の上に落ちたので、オープニングとシンクロして「負け」を
予想したのですが、あんなラストになろうとは!
投げたリングが手前に落ちたことは、クリスはおろか誰も知らない。
でも、そのリングが多くの人物の運命の明暗を分ける「運」だった。
もしかしたら自分の今の状況も、誰かが放り投げたリングなのかもしれない。
そう考えると人生って悪戯で怖いもののように思えてきます。
