こんばんは
今年のお稽古も少しずつ始まってきました。
届いたお花も、お正月ムードを吹き飛ばすような
春めいた色の取り合わせです。
チューリップ
スイトピー
オンシジューム
レモンリーフ
そして今日のお花の構成の柱となる花材は
ニューサイラン
取り出したるは
先日ご紹介しましたお稽古ノート
ニューサイランは線的要素の典型的な花材
縦、斜め、横の三方向の動きの中から
今回は縦方向に挑戦していただきました。
すると、器の表の柄で丸を選んだ方と
三角形を選んだ方に分かれまして。
それにはちゃんと理由がありました
まずは丸。
作者ご自身がつけられたテーマ、「寄り添う二人」
ではなく、「寄り添うチューリップ」です。
どうぞ
印象的な作品です
同じ花材で、同じ縦方向の構成で、印象が違って見えるのは
ひとつには、主役に選んだ花材の
ラインの捉え方の違いだと思うのです。
ニューサイランや
チューリップの茎のほんの少しのカーブに着目して、
丸の柄を選んだ方。
ニューサイランの鋭い真っ直ぐなラインを生かして
チューリップをそれに同調させて、三角形を選んだ方。
つまり、それが個性というか、
その方の持ち味なのですね
今回のお花はお稽古ノートのおかげで、
作品のねらいがハッキリしたと
感じました。
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