毎月一回
福岡の地元新聞社
西日本新聞でエッセイ
『空を見上げて』を
連載させて頂けてるのだけどね。





内容は
得意とするクスクスと笑えるものや、
時には介護など色々で、


今月は認知症の母の介護時の
ストレス解消法について
書いたのだけど、
記者さんからも周囲からも
好評だったので、
こちらでも共有したいなと思います。


ただ新聞を掲載するのは
著作権侵害権になるので、
新たに書いてみたのだけど。





介護とは一筋縄でいかないもので、
義母だとまだ気を使うと思うけど、
実母なので
悔しさもあり、
ついつい口調が厳しく、
突き刺さる言葉を投げたり、
大きな声で叱ったり
してしまうんだよね。


施設に早く入れれば良かったけど、
お金の問題だって大きい。


それに華やかだった母を
施設に入れるのは
気持ちが進まなかったこともあるんだよね。


そんなわけで
介護ストレスが溜まってくると
母が寝入った深夜に
公園に行き
イヤホンつけて
ロックミュージックを聴きながら
ひとり全力で飛び跳ね
踊りまくっていたんだ。



このことは出版した著書の
『72歳、好きな服で心弾む、ひとり暮らし』
にも掲載されてるけどね。

30分も踊って汗をかけば
スッキリしたかな。


そんな頃に出会ったのが
マルーン5の
メモリーズって洋楽で、
このメロディと詩が私のココロに
刺さったんだ。


最初は詩の内容を知らずに
聴いていたのだけど、
なんだか涙が溢れてきて
それでYouTubeで検索してみて詩をみて驚いた。


これは若くして逝った
彼らのマネジャーの追悼する曲だったようで・・・


でもね、
この詩が
記憶や思い出を失くしていく
母と被ったんだよね。


♪共に経験した全ての思い出が♪


♪途中で失くした思い出に乾杯♪


♪思い出が君を連れ戻してくれる♪


♪分かち合った思い出に乾杯♪


♪今日ここにある思い出に乾杯♪



記憶や思い出を失くしていく
母の不安や哀しみに気づかせてくれたんだ。


そして冷静な状態に立ち戻してくれた。


介護ストレスの発散方法は

人それぞれだけど、

とりあえず手軽にできる

発散方法は

泣くことではないのかな。



泣くことで

ココロに溜まったストレスを

解放してくれるし、

新たな気持ちにしてくれると思うんだ。



なので自分の好きな泣ける曲を

持つことは

とても有効だと思うな。



介護中の方、

ファイティン!