私のお正月の締めくくりは
板東玉三郎さん初春お年玉公演。
(千穐楽公演)
 いっぱいいっぱい感動をもらった。(言葉にはならない感動)

 

私がお邪魔したのは14日千穐楽公演でした。

女形国宝の舞は美しくき然として
ただただ息を呑む。

101年の 松竹座。ここで
朝ドラの笠置シヅ子さんがもビューしたんだ!
 松竹座は同じ場所で同じ建物で
今年101年目だそうだ。(凄い歴史)
映像で玉三郎さんの解説でその歴史と建物の楽屋裏などが紹介された。
 大正から昭和初期の芝居小屋で賑わう道頓堀、
空襲でこの界隈一帯が焼け野原。
松竹座だけ奇跡に残った。
余談だが、この焼け野原をみて織田作之助や田辺聖子のお父さん、藤本義一さんのお父さんが元気をなくしたのも、わかるような気がした)
松竹座の最初は映画と歌劇団のレビュー。内装改築して現在。
この話を聴いて、改めて松竹座の重みを感じた。

口上も美しく上品で、それでいて面白い。

 お年玉公演らしく口上では衣裳のお話(今年は衣裳が英国?フランス?で1年間展示されるので展示はなく)世界的に類のない女形の仕草を手ぬぐいや扇をつかって具体的に舞ってみせてくれる。
ちょっとした工夫、動きで柔らかさが出る。フラメンコのマントンも同じやなぁと勉強にも・・・うふふ⤴️

開園前

 舞台いっぱいの映像を駆使して
着替のあい間も楽しませてくれた。
口上前は映像の獅子舞から始まった。厄除けも出来たかなぁ(笑)
 お年玉公演で盛りだくさんの公演。さすがに人間国宝の公演。
私のお正月の感動的な千秋楽でした。