今回はレスパイト後の息子と私の関係について
乳児院から帰って来た息子はママに近寄りません
元々パパっ子だったものの、5ヶ月の間に息子もママに慣れて懐いていました
なのに…不審者を見る目で見るんです
パパから離れません…
ママがご飯食べさせようとすると嫌がって泣きます
この時の私は絶望感しかなかったです
パパが仕事なので日中はママと2人きり…
仕方なしって感じの対応をされていました
交替勤務の主人が昼から仕事に出かけようとすると、パパ〜イヤ〜と大泣き
悲壮感漂いまくりで、泣き疲れてリビングの扉前で寝落ちすることも多かったです
自信喪失と虚しさと何とも言えぬ苛立ちがグルグル駆け巡り、精神的に参っていたと思います
退院直後はお風呂に入れなかった私は息子をお風呂にいれる事すら出来ません
重いもの持つ事も出来ず、息子を抱っこする事も出来ません
傷口が開かないようにしなくてはならず、一緒に寝る事も出来ませんでした
私は1人、リビングにマットを敷いてその上に布団を敷いて寝てました
この頃、緊急オペの恐怖からフラッシュバックで寝れない事もしばしば…
耳栓をして、無音で何も考えずに寝る努力をしないと寝れなかったです
出来ない事が多すぎて不甲斐なさを感じてました
1か月後には少しずつ変化して行きました
息子がママ、ママとママっ子に変化して行ったのです
何がきっかけだったのかは息子にしかわかりません。
この頃から自分の意思を必死に伝えるようになってきたのです
言葉も少しずつ増えて行きました
この頃に初めて里親サロンに参加しました
なかなか勇気がいりましたが…参加して思った事は息子も私も楽しかった〜です
特別養子縁組仲間ができ、相談できる人ができたのです
その後は毎月参加しています
頼れる人ができると心が安定していいですね。
私の心の余裕が、息子にも変化をもたらしたのではないかと思います
息子を育てるプレッシャーは多分自分が思っていた以上に大きかったのだと思います
この頃から大雑把になりました
手の抜き方がわかってきた感じですね。
息子はとてつもなくマイペースです
構って欲しくない時に構いに行くと嫌がります
なので、無理してまで息子の遊びに付き合わなくなりました
そうすると楽なんです
もちろん、息子が一緒に遊んで欲しい時は一緒に遊びますよ
ママっ子に変貌しだした息子…ママしか聞き取れない言葉の問題もあったかもしれません
主人は言ってる事がわからない。と腹をたてることもこの頃は多かったです
必死で理解しようと試行錯誤する日々の私と主人が同じレベルなわけないんですよね…
主人に話しかける事も少なくなってました
主人も息子の言葉を聞き取ろうと努力をしていなかったと思います
少しずつ息子と私の関係性が確固たるものに変わって行くのでした