ひりひりする


わたしのなかにあるものに

ふれたとき


ちからずくでは

むりだとわかってるのに


ひりひりなどみたくない


なにがしたかったの


ひとをせめても

あとにのこるのは

どうしようもないきもち


わたしはそんなに

なにもないのかな


わたしのなかにあるものは

むだなものばかりなんだろうか


なさけないじぶんもさ

いいんだよ

それもわたしなんだよ

どうしよもないところも

わたしなんだよね


わたしをだきしめよう


なさけなくてもだきしめよう


わたしがだきしめよう


わたしをだきしめよう