埼玉県は昨日、64日ぶりに新型コロナウィルス感染者がゼロに。
今日は5人で緊急事態宣言解除の条件は満たしていますが
東京都と神奈川県が解除の基準を満たしていないため、まだしばらく続きそうとのこと。
政府は京都・大阪・兵庫は21日に解除する方針を固めたそうですが
自粛傾向は続き、コロナ騒動以前の日常が戻るまでにはまだまだかかると思われます。
先週は夏の暑さが続いた関東地方も今週は一転、雨と曇りばかりの日が続き
気温も上がらず五月晴れはどこへ行ってしまったの?状態。
今日は寒いなぁと思ったら最高気温15℃でした。
青森県のお客様と電話で話していたら、今日は青森県の酸ヶ湯で雪が降って
うっすら雪化粧になったと言っていました。
自粛続き&悪天候続きで日光に当たらない日が続くと
セロトニンという神経伝達物質が減り、鬱になりやすくなったり
メラトニンというホルモンが減って睡眠の質が低下する恐れがあります。
さらに日光に含まれる紫外線には、A波(UVA)とB波(UVB)があり
このUVBは日焼けをもたらす一方、腸管からのカルシウムの吸収を助けるビタミンDを
生成するという働きがあります。
ビタミンDにはカルシウムの吸収や骨の成形を助けてくれる役割のほか、
ホルモン分泌の調節や、免疫の調節といった役割をもちますので
ビタミンD不足には注意が必要です。
ビタミンDは、きくらげなどのキノコ類、鮭やイワシやカツオなどの魚にも
多く含まれていますので、天候の悪い日には積極的に摂るように心がけましょう。
この2か月、終わりが見えない不安感を抱えながら感染しないようにと
外出を自粛するなどして不安やストレスと付き合い続けてきましたが、
緊急事態宣言が解除されて緊張の糸が切れると
いわゆる「荷下ろし鬱病」が発症しやすくなるので注意が必要です。
大震災や自然災害の後も、災害直後よりも数カ月が過ぎて、
避難所を出ていく人と出ていけない人、家や生活の再建が進む人と進まない人など、
差が見えてきた時、不利な状況にある人が精神的にダメージを受けていました。
コロナ問題も、影響を受けた人・コロナ特需を得た人など不公平感が出始めた時が
より一層の注意・周囲への思いやりが必要となるのではないでしょうか。
晴れた日は、15分~30分ほど日光浴したり軽い運動や散歩をして
セロトニンやメラトニンを増やすよう心がけましょう。