HGUC ガンキャノン リヴァイブ+水性サーフェイサー

 先日、素組みで組み立てたガンキャノンを何か好きな色に塗ろう、ということで、下地塗りのついでにクレオスの水性サーフェイサー(グレー)の使用感を記載しておこうと思う。

 

水性サーフェイサーとは?

 みんなお馴染みクレオスが今年発売した、水性原料を使用した下地塗料だ。

 特徴はまあ、メーカー公式サイトでも参考にしてもらうとして…

 

 うちは寝室モデラーなので水性ホビーカラーフリークなんだけど、これまでサフだけはベランダでラッカー缶を使ってやっていた。
 いくらベランダでもあれだけ匂いを撒くと、ご近所から何か言われてもおかしくないし、何より部屋とベランダの往復はとても面倒なのだ。
 発売と同時に飛びついて使用しているが、今回はその辺りを詳しく紹介してみる。
 

ガンキャノンに塗る

 こちら今回のイケニエ協力者のガンキャノン、リヴァイブ版。合わせ目消しとか表面処理を一通りやってある状態。

 例のシロッコファンに赤い粉がついているのは、ここでめちゃくちゃ激しくナニした痕跡だ。

 これを適度に組んだ形にしてネコの手にくっつけていく。今回は制作記録じゃないので、サフの使用感だけをピックしてやっていこう。

 

 

 うちの塗装環境は以下の通り

ハンドピース:プロコンBOY トリガータイプダブルアクション

 

コンプレッサー:Mr.コンプレッサープチコン・キュート

 

 なんかこれを見るとものすごくクレオスの回し者っぽいな…。
 いや、たまたまね?片付けやすくて音が小さいコンプレッサーがね?それとどうもダブルアクションの普通のハンドピースが苦手でね?
 
 さておき、この装備でもだいたい吹けるので進めていく。
 希釈はいつも目分量だが、基本のキの通りで概ね1:1を心掛けつつ、あとはいわゆる「牛乳ぐらいのタレ具合」を心掛けている程度。
 この「割と適当に希釈してるのになんとかなる」のは最近のクレオスの水性系の特徴に思える。
 
 で、これを鬼のように撹拌し、攪拌して、あと撹拌したのちにハンドピースのカップに注入、塗装に入る。
 プチコンキュートの吐出量はめちゃ低い0.03MPa、プロコンBOYはノズルが0.3。この条件でも詰まりとかは無く、綺麗に吹き出してくれる。
 ざーっと絞りめで軽くひと吹きしたぐらいの状態。サーフェイサーなんで普通の液状パテだし、粉っぽい?感じ。普段やってるつや消し塗料と大差ないかな。
 このあとぐるぐる回しながら続けて吹き重ねていく。
 こんなもんでいいですかねえ。
 赤がだいたい隠蔽できて、ハッチの部分はちょっと厚塗りになったのでテカっている。ハッチ横の溝に塗ろうと、ちょっと近づけて強めに吹いたので、ここが厚くなっちゃったのだ。
 このぐらいだと、シンナーが揮発してくると綺麗な塗面になる、はずなので気にせず続けて塗装。
 ひととおり全パーツの塗りが完了。
 7ccカップで1カップ半ぐらいかな。瓶の4分の1ぐらい使った感じ。
 ガンキャノンは赤がしつこい?のかどうしても透けて見える気がしてしまい、ほどほどにと思いつつ執拗にヌリヌリしてしまったので、ちょっと多めに使ったかもしれない。
 

乾燥後の感想

 塗り終わった後ご飯を食べたりして戻ってくると、まあ大体乾燥している状態になっていた。

 時間にして大体40分が経過していたが、今日のコンディションは晴れの初秋の気温なので、割と乾き易い日かも。

 ただ、後半のパーツに差し掛かる頃には前半のパーツは触れる状態になっているので、正味は10分ぐらいでいけるのかもしれない。

 

 

 うーん、綺麗に塗れましたねえ。

 腕穴とかキャノンの付け根とかはどうせ見えないし、後で塗装の時に気張ってやるつもりなので、そこが赤いのは問題なし。

 すべっすべのツルツルでベタつきもない。ヤスリ傷もちゃんと埋まって、赤も透けて見えるようなところはないので、下地として隠蔽できている。

 いきなり組んじゃった。

 足回り、スネのあたりは少し薄いところがあるかも?と思いつつ、多分それは腕前のせい…。

 (ここで一回カップが空になって補充したりしたからかも…)

 全体としては綺麗なグレースケールになりました。

 

用品のお掃除

 水性塗料なので、ぼくらの強い味方、マジックリンのアニキの出番です。

 うちではスプレー容器とシャンプーボトルに入れてあって、シュッと吹き付ける時と、ドボっと出したい時で使い分けている。

 

 ハンドピースの場合はシャンプー容器の方でドボっとポンプする。

 見ての通り、液面がグレーになっているのでマジックリンでサフが洗えていることがわかる。

 適当にうがいと吐出を繰り返して通常通り掃除。

 この後、2回ほど繰り返すと色がつかなくなって、お掃除完了。

 

 クラウン側はスプレー容器でマジックリンを吹き付けて掃除。これでクラウンの中のサフも綺麗に取れる。

 簡単ー。元通りの銀色ぺっかぺかである。

 うちの場合はこのあと二、三回、水での掃除も行う。ニードル周りがマジックリンでくっついちゃうのか、次回の吹き付けの時に高確率で詰まるからである。

 吹き捨て御免。

 水もサフもマジックリンも全部ここに捨てている。内部的には中和されてただの色水みたいになってるような感じだけど、よくわかりません。

 

 ここからわかる通りで、この水性サーフェイスはマジックリンで取れる

 上塗り塗装の直しでマジックリン漬けにすると、当然ながら下地塗りも取れる。

 この取れ具合はまだ完全に検証していないが、下地から全部水性のジムでマジックリン風呂をやった際に、下地の水性サフが残った場所もあった。

 ラッカーサーフェイスの場合は当然下地は無傷で残るので、この点は大きく異なる。

 

総評

 うん。いいんじゃないかな!

 終わり。

 

 実際のところ、乾燥も早い、隠蔽も効いてる、表面も綺麗、塗膜もまあ強い。

 そして何より臭いがない!掃除が楽!

 サーフェーサーのためにハンドピースを用意する場合もあると思うが、通常の塗料と同じ感覚で入れ替えできるので、ものすごいお手軽、な気がする。

 

 次は上塗りに水性ホビーカラーを使ってレビューしてみたいと思う。