■人を見下すのは、自信のなさの反動

泣いても笑ってもごきげんさんな

心屋認定講師の大坂優子です。

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自分じゃないものが良く見える。

あの人も、この人も、
私より楽しそうだし、幸せそうだし、なんでもできるし、あれも持ってる、これも持ってる。

それに比べて、私って・・・
何もない。何もできない。

変われって言われたってさ、変わり方がわからないし、
どうせ、何かしてみても・・・
どうせ変わらないんだもん。やるだけ無駄。

じゃ、今までやってきて、よかったこと、よかったものを
がんばって褒められたこと、
がんばって結果がでたこと、
そんなことを一生懸命やって、
それなりに認められて、
それなりに幸せなのかもしれないな～。

で、今度は・・・
その反動で、
その自信のない自分を隠すために、
その自信のなさの反動で・・・

人を見下すようになる。

まったく中身のないプライドを身にまとって、
勝手につくりあげた都合のいい世界観、
拗ねや嫉妬だらけの価値観。

嫉妬や妬みからスタートしたみせかけの自信。

あの人とは違う。
私は特別。
あんな人と一緒にしないで。
私はこんなにがんばっているのだから、
認められるべきの特別な人。

劣等感、欠乏感、不足感、疎外感、罪悪感・・・
そんなネガティブなものを感じないように、気がつかないように蓋をして、忙しくする。
忙しくしていないと不安になるから。価値がなくなるから。
そうやって、幸せそうなフリをしてきたけど、

なんか、いつもイライラする、
あの人をみるとムカムカする。

心の中がぽっかりいつも穴があいている。

すきま風みたいなのがあいている。

見かけはゴージャスなお城なのに、中身はボロボロの掘っ立て小屋。

（掘っ立て小屋って、柱を掘って立てただけの建物だから、掘っ立て小屋って言うんだって）

まさに・・・そんな感じ。

私は特別な人なのに、
こんなにすごい人なのに、
あなたたちとは違うのに、

私は特別な人だから、
普通の人とは一緒にいれない。
そもそも、価値観が違う。

考え方が違う、
住んでいる世界が違う、
ステージが違うのよ。

私はひとりでいい。
仲間なんていらない。
そんなのめんどくさい。

私は特別な存在だから、
私を理解できるの人なんていない。

で、またその特別をひけらかす。
そして、また周りには人がいなくなる。

っていう、みせかけの鎧を着て、
デキルフリをして、
幸せそうなフリをして、
大丈夫なふりをして、
がんばっていた。

でも、その鎧のための成功を、積み重ねても積み重ねても、
お金が入ってきても、実績をあげても、賞賛を貰っても、
やってもやっても、ゴールにたどり着かなくて、

あの、キラキラした憧れの人、

その人に追いつきたくて、
あのキラキラした楽しそうな場所に私も行きたくて、
がんばって、がんばって、ひとりでがんばって、
理解できない人とは喧嘩をしながら、
たくさんの犠牲をして、がんばった・・・

なのに、
あの、憧れていたキラキラした場所は、そこにはなくて、
今までと変わらない、荒地。
あそこの行きたいのに・・・

たくさんの人に応援されて、
そして自分も応援したい人がいて、
いつも楽しそうで、
許し許される世界、
がんばれば、結果を出せば、たどり着けると思った、
あのキラキラした場所・・・
特別な人だけが行ける、あの場所。

走っても走ってもゴールのないマラソンをしていました。

そうそう、これ・・・私の過去(笑)

心屋に出会うまでの私。

で、「特別」であろうとするのは、
私だけ得をしようとするのは、
私だけ幸せになろうとするのは、

根本は・・・自分の自信のなさなんだなってことに気がついたんです。

自信がないから、それを埋めようといろいろ着飾ろうとする。
中身がスカスカなのにね・・・(笑)

全然シンプルじゃなかった。
全然ナチュラルじゃなかった。
全然、嘘つきな人生だった。

で、今度は逆走をしてみました。
それが、逆がんばるなのかもしれませんね。

そして、逆走をしてみて、スタート地点の
拗ねる原因までたどりついたわけです。

シンプルに「私、何もない」

で、逆走しながら・・・

「私、何もない自分がイヤだったんだな～」

で、「何もない」自分・・・
それを受け入れるのすごく怖かったし、すごく嫌だった。

私、前者後者が流行ったころ、
自分も周りも「前者」だと思っていたんです。

で、「後者」だとわかった。

このとき「後者」って言われるのがすごく嫌だった。
イラっとした(笑)

で、今は・・・自分は「ど後者」だって思う(笑)

で、なんだ～自分って「ちっぽけな存在」じゃん(笑)って、
本当の意味で気がつけたとき、感謝しかなくなるんですよね。

「どうせ私なんか、ちっぽけな人間だし」って思っていたとしても、
他人に言われると、イラっとする。

「そこまでではない」みたいになる。
結局は、自分のことすごいって思えているってことですよね(笑)

でも、やっぱり私は、すごいけど、ちっぽけなで、欠陥だらけだけど、特別な存在。

私は私しかいない。
私は私にしかできない目的をもって生れてきた、この世に送り出してもらえた、

両親のもとに運んでもらえた、この奇跡を拗ねて無駄にしている場合じゃないってことを、

周りの人たちは（特に息子が・・・）教えてくれて、

そして、私だけじゃなくて、みんな同じなんだなって思ったんです。

私だけが、ちっぽけなんじゃなくて、

私だけが、特別なんじゃなくて、
ちっぽけな人たち

特別の人たち
ないところを補うために、
ちゃんと「ない」部分を残してこの世に来たんだな～って思ったの。

だから、やっぱり仲間は必要で、
全部の中のひとつなんだなってなったんです。

だから、憎たらしいアイツも
大好きな憧れの人も、
全部の中のひとつなんだな～ってなったんです。

私が持っているものを、アイツも持っているんです。
だから、邪魔だなってなっていただけ(笑)

いくつあってもいいんだけど、
全体の中に、いくつあってもいいのに、
アイツも持っていると、私のが必要じゃないって思われそうで(笑)
アイツいなくなれって思ったのかもしれない(笑)

それが、あまり需要のなさそうな「ダメ」なものだと（思っているものだと）
余計とそう勘違いしやすいもんね(笑)

だからね、失敗したり、成功したり、嫌われたり、好かれたり、

あっちもこっちも、いろいろあっていいんだなって思うんですよ。

自分はこの世にたった一人しかいない。

そして、この私だから、任された使命かあるのかもしれない。

私にしかできない何かがあるのかもしれない。

そして、その何かを、いろいろな目の前の問題、

今まで起きてきた問題、そしてこれから起こる問題がお知らせしてくれているんじゃないかって思ったんです。

だから、やっぱり、必要ない人間なんてひとりもいない。

って気がついた時に、私・・・嫌いな人がいなくなったんです。

でも、苦手な人は今でもいるけど(笑)

自信はつけたり、持ったり、するものではなくて、

「自信がない」って思うのを自分がやめるだけなんじゃないでしょうかね？

今まで生きてきて、どこかで手に入れてしまった「自信がない」という感情。

「どうせ、私は〇〇だから」という拗ね。

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