昨日、いま自力でクラウドファンディングをされている、
鹿児島の利神社様の事を調べてみようかなと検索したら、関係ない一件の記事が上がっていました。
北海道のある島の神社様。
それはずっと以前……
自分がREADYFORさんでプロジェクトする前なんじゃないかなと思うんだけど、別のプラットフォームで再建プロジェクトをされているのを見つけて、マメに見ていた所でした。
伊勢の月讀宮のお宮を、式年遷宮の後でまるまる北海道まで遷したというお話しで、
その神社様の元々のお宮は震災で全焼していた歴史がありました。
お宮の修理と社務所の建て替えがプロジェクト内容だったと思うけど、
とにかく毎日、日記みたいに活動報告的なページは更新されて
「お願いします」と担当のおじさんが伝えてはった。
それでも私は余裕がなくて、気になって見に行くだけで、寄付はしなかった。
毎日毎日の懇願が伝わり、目標には届いていらっしゃらなかったけど、
社務所は建て替えられますと書いてはったのを覚えてる。
そのプロジェクトをなんとなく懐かしくて、昨日クリックしてみたのです。
そうしたら活動報告の総数が「4032」ってなっていて。目を疑った。
4032。
2022年夏のプロジェクトからずっと、おじさんは活動報告を毎日毎日書き続けていらしたんです。
私が見なくなった1年半ほどの間に、プロのイラストレーターさんが御朱印を奉納されたようで
「初めての御朱印ができました」と、今でもその御朱印の初穂料を
今後の神社様のために集めていらっしゃいました。
コツコツ。コツコツ。 4032記事。
その時、その御朱印に「言代主神社」とあるのが見えたんです。
どういう事？と思って。コトシロヌシ神様を祀る摂社末社があるのかな？と。
違ったんです。
その神社様こそが「言代主神社様」だったんです。
月讀宮月讀宮とばかり書いてあって、プロジェクト本文にもタイトルにも
「言代主神社」という言葉は書かれていなかったんです。
その件に今更気が付けた事と、おじさんがずっと
活動報告を更新し続けていらっしゃる事実に涙が止まらなくなったんです。
そのプロジェクトページは、おじさんにとってもう「居場所」なんです。きっと。
月讀宮を誇りに思う気持ちからの発信が伝わり、
今では観光バスも止まってお詣りがあったりするそうです。
今でも書きながら泣ける。。。
奥尻島の言代主神社様。
震災で全焼してから30年。。
おじさんは楽しくて書いていらっしゃるようです。
発信している事で、この神社様の存在感は広がっていってるんだと思います。
切なさもある、でも未来への希望もその日記は包んでいるんです。。
＋ ＋ ＋
画像は来年プロジェクト予定の国重要文化財の神社様の、摂社のご様子。
私の担当はこの重文ではない、周囲の小さなお宮の修繕費用厚めです。
形あるものである限り、いつかその姿は風と化す。
それは重要文化財であっても同様です。
奥尻島のお宮は震災で全焼し、30年後の今、
そんな歴史の流れがあったからこそ伊勢から遷された月讀宮を誇りとし、
おじさんは毎日発信をクラファンページで続けていらっしゃる。という人生を生きている。
伝わりますかね。
悲しみを諦めず、コツコツと重ねていく日々と想いは、
その人生に花を咲かせるんだとおじさんの日記を読みながら感じました。
＋ ＋ ＋
同じく震災でその姿を変えたお宮のプロジェクトをしています。
私は浅はかで、ええかっこしいでしているのかもしれません。
でも悲しみの後にくるのはな、悲しみではなく、
その悲しみの後にしか分からん悦びのようなものじゃないとあかんと思うんです。
そこは作れるって信じてるんです。
そこに持っていくための流れを考え、書き、伝えていけば作れるって信じているんです。
それやるの、勝手に自分やと思ったからプロジェクトを作りました。
頼まれもせんのに作りました。
いっつも意地と愛の中でプロジェクトをしている気がします。
私を救ってくれた世界を信じてプロジェクトをしています。
どうかお力を貸して、じゃなくて、下さい。
もうすぐ50％に届きます。
自分の中で、All-inじゃなかったら50万円が目標でした。
2月末までのプロジェクトで考えていたので、
気持ち的に1万4000円足りなかったなって気持ちになるのもほのかに悔しいので、足掻きます。
あ！ そうや！！！
羽黒神社様の御神体がとうとう救出されました。。
ご祝儀として、どうかお願い致します
暁ちゃん、ナイスレポをありがとうございます！
知らなかったから、めっちゃジーンとなりました。。
この数字の中に自分のプロジェクトも入っていると思うと、たまらなくなる。。
感謝しかないです。ありがとうございます。