本日、JR東日本仙台支社HPに
仙石線全線運転再開ならびに
仙石東北ライン運転開始日の決定について
(PDF)
が掲載されました。
それによると、どちらも5月30日です。
運転本数等は未定です。
前回発表では6月となっていたため前倒し
ということになります。
合わせて運賃に関する発表
石巻線および仙石線の全線運転再開と
仙石東北ライン開業に伴う
営業キロの変更及び運賃の適用等について
(PDF)
も掲載されました。
野蒜付近の線路移設に伴い、
仙石線の営業キロが1.2キロ短縮され
それに伴い東名駅~石巻駅の各駅で
運賃の計算に影響が出ます。
仙台駅からの運賃を計算した場合
矢本駅までの営業キロが40キロを下回り
現行の760円から670円に下がることが
例示されています。
その他の駅においても利用区間によっては
運賃が下がる場合があります。
例えば、石巻駅~あおば通駅を利用の場合、
営業キロが50キロを下回り
現行の970円から840円となります。
また、仙石線・東北本線接続線にも
0.3キロの営業キロが設定されます。
なお、仙台地区では2014年4月1日より
大都市近郊区間が設定されているため
乗車経路に関わらず安い経路の運賃が
適用されます。
そのため、仙台駅~石巻駅の運賃計算は
短い仙石東北ライン経由で行われる形に
なりますが、運賃は変更ありません。
(上記のあおば通駅~石巻駅、仙台駅~矢本駅の運賃も
仙石東北ライン経由の運賃が適用されています。)
これらの変更は3月14日(土)の
ダイヤ改正時より前倒しで反映されます。
その他、5月30日より区間外乗車と
定期券の他経路乗車が実施されます。
区間外乗車は例えば、
松島海岸駅から小牛田駅に行く場合、
仙石線に乗車し
高城町駅で仙石東北ラインに乗り換え
塩釜駅で東北本線に乗り換えて
小牛田駅に向かう形となりますが、
仙石線高城町駅から東北本線松島駅までは
接続線で直接つながっているとみなし
塩釜駅~松島駅の営業キロは運賃の計算から
外されるという特例です。
定期券の他経路乗車は
仙石東北ライン経由の定期券でも
仙石線に乗車できる特例です。
運賃に関しては少し複雑ですが、
実際には運賃表が最安経路での
計算になっているので問題はないと思われます。