みなさん、こんにちは。社会保険労務士の樋口です。

総務省が9月1日に発表した7月の労働力調査で、非正規雇用者数が対前年同月比131万人減少したことがわかりました。新型コロナによる経済活動の停滞が雇用環境を直撃し、雇用悪化のしわ寄せが非正規労働者に集中しています。とりわけシングルマザーなどが深刻な打撃を受けているケースが多く、政府や地方自治体は、経済的に苦境に立たされているシングルマザーなどへの支援策を打ち出しています。

「ひとり親世帯臨時特別給付金」は、①令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている方や、②新型コロナの影響で直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方などが対象で、1世帯あたり5万円、さらに第2子以降1人につき3万円が給付されます(基本給付)。①の方などが②の条件を満たすと5万円の追加給付を受けられます。

基本給付については、①の方は申請不要です。①以外の方、もしくは、追加給付を受けられる方は、申請する必要があります。申請期限は、令和3年2月26日です。

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