こんばんは、社会保険労務士の樋口です。

9月15日にも更新したとおり、来年の4月から、中小企業さんに時間外労働の上限規制が施行されます(大企業さんは、本年4月から既に施行済)。

法律上、時間外労働に上限規制をかけたとしても、事業所一体となって、時間外労働の削減に取り組まなければ意味がありません。

特に急ぎでやるべき仕事でもないのに帰りにくい職場は、その企業風土を変えていかなければならないでしょう。

ムダな作業時間(意味のない長時間会議など)は撲滅しなければならないでしょう。

時間外労働の削減を、個々の従業員に丸投げではいけません。経営者(使用者)がリーダーシップを発揮して、事業所一体となって取り組むべき課題です。