大学院の秋学期がひとまず終わり。
この数ヶ月できなかったことをちょこちょこやることに。
本なんかも読んでみる。
ウィリアム・バロウズ「裸のランチ」。
それは、ジャンキーが見る虚構の世界。
大学生の頃、読んでたけど、なんか思い出して再びパラパラと。
山形浩生サンによるとバロウズを享受できる読者とは…
●おもしろいフレーズに過大な価値を置く人
●時間コスト(つまり所得水準)がきわめて低い暇人
●文を読む速度が異様に速い人物
きゃは。
私は真ん中なのかな。
大学時代はバタイユとかバロウズとか、そんなのも読んでた。
時間あったから…。
個人的にバロウズで印象的なのは、彼が晩年残した日記の最後にあった一言。
「やっぱり愛だ。愛がなければ。」
何年か前の「エスクァイア」で読んだことが。
バロウズの絶筆が「愛」についてだったなんてね。