今、開催中の素晴らしい写真展をご紹介します。「中国黄土高原 紅棗が実る村から」と題されています。詳しくはこちらをごらん下さい。http://www.natsume2007.jp/


大野

「国家級貧困地区」と呼ばれる黄河のほとりにある村を訪れた日本人写真家。彼女は村人たちにとって60年ぶりに見る日本人だった。第二次世界大戦中に三光作戦と呼ばれる非道な行為を日本軍はここで実行した。写真家は再度この村を訪れ、二年間村に暮らしながら老人たちの写真と話しを記録してきた。彼女はその営みを「現在進行形の記憶」と呼ぶ。自分が日本人であることを伝え、戦争の記憶を聞き取ることをしているとまず、伝えて話しをきいてきたそうです。この写真展はその中間報告だそうです。貴重な写真と記録にぜひ触れて下さい。

kama