照明で使用する消費電力は、家庭全体の約15パーセントを占めると言われています。照明器具1個あたりの単価は蛍光灯より白熱電球のほうが安いのですが、蛍光灯のほうが寿命が長く、同じ明るさでも蛍光灯のほうが約75パーセントも省エネになりますよ。1日6時間点灯していたとすると1年間では2000円もの差がでできます。照明器具代を含めて考えても、長い目で見れば白熱電球を蛍光灯に替えるだけで電気代にも浮いてくると思います。

 でも、1つ注意しなくてはいけないことがあります。蛍光灯はつける瞬間が一番電力を消費します。このため、つけたり消したりする回数が多いトイレや洗面所などは、白熱電球のほうがお得です。