前回のお名前、「四月一日」さんの読み方、お分かりになりんしたかえ?
正解は、「わたぬき」さんでありんした。なぜって?
前述したように、衣替えの折、武家社会では暦ごとにはっきりとそれが決まっていんした。
まだ暑いのに九月になればその日から綿入りを着、まだ寒いにもかかわらず四月になれば
綿を抜いた袷一枚になる・・・
もうお分かりでござんしょ?四月一日から綿を抜く=四月一日と書いてわたぬき。
そんな決まりを江戸庶民特有の“センス”でこう表現するなんて、なんて洒落た人たち
だろうねぇ。わっちゃそういう言葉遊びが大好きでありいのさ
さて気づいてみれば暦も七月・・・なんとまぁお早いものでありんしょう。
七夕の時季でありんすなぁ。
吉原の近くの真源寺ではこの時期になると毎年朝顔市がありんすなぁ。でも残念ながら
わっちらの江戸時代にゃそれはまだなかったのじゃえ。朝顔市は明治に入ってからだそうじゃ。
笹に短冊を吊るしてそれに願い事を書く。本来の意味は字が上達するように、いわば
字の練習を短冊に書いていたというらしい。そういえば十さんもこっそり短冊に願いを込めて
いた事があったようだけれど、字が下手だったのだろうねぇ
その伝えが巡り巡って願い事をしたためる様になったのでありいすね。
はぁそれにしてもわっちの彦星さんはどこにいるのやら・・・え?え?何?意久さん?
じょ、じょーだんじゃないわいなぁ
だれがあんな毒饅頭・・・あ、あれこれはナイショよ
そんならこれにて・・・ 
寿づ汐






















-湘南白浪五人衆-
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