オッペンハイマ―、日本では上映されるのかな。
8月の大事な終戦日が終わったら上映に向けて動き出すのかなと思っていたけれど。
第2次世界大戦で核爆弾が使われてから少なからず世界で戦争が起こっている中で日本は唯一の被爆国。この事実、そして、この国で上映されることはすごく意味のある事なんでないかなと思う。
クリストファーノーラン監督は戦争の是非とかそういう事でなく、物理はもちろんのこと、化学、芸術、アート、言葉など、すべての美しいものを愛した人間としてのオッペンハイマーにフォーカスしたかったんだろうなと思った。(だからこそ彼の映画ではあまり出てこない男女のシーンとかあったりして、彼もこれは絶対に必要な場面だったと話していた)
誰も作り上げたことのないものを創造した達成感と、とんでもないものを造り出してしまったという恐怖感と、多くの犠牲者を出してしまったという後悔みたいな感情と入り乱れながら生きた彼の余生はどんなんだったんだろう。
クロワッサンが高くなったなーとかそんなことを考えながら生きている凡人の私にはわかるわけがない。
我々もう戦争なんてよくわからない世代になってきているけれど、この映画含め戦争映画が繰り返し作られるっていうのはやっぱり意味のある事なんだろうな、と思う。
でもやっぱり人間だから本能の部分で戦争はなくならないんだろうなと夢のないことも思ったりする。
そんなことをのんきな南半球の青空を見ながら考えた一日でした。