【占い師】
このSuperflyみたいにヒモを頭につけてる奴が、占い師です。
スピリチュアルの力で村を救います。
占い師の役割として
「毎晩、一人の村人を市民か人狼か知る事ができる」というもの。
基本的に人狼ジャッジメントでは
初日はランダムに市民を知る事ができる、という村が大半ですし、
僕はそれしかやった事がないので、
初日白ランダム村の前提で書きます。
・占いCO
当然占いCOをする場面ですが、
COの方法でも真目を取る事はできます。
人狼ジャッジメントでは初日が始まってから全員挨拶をし、
その後どいつもこいつも「280」という謎の言葉を発します。
これは「280秒に占い結果を提示してね」という意味です。
どの村でもこれが基本かと思います。
逆に280秒過ぎた後に占い結果を言う奴は、
真占い師の結果を見た後に結果を言いたかった人外に見られる
という事です。
まあ280秒に結果を言うのは当たり前なのですが、
COの仕方にもいろいろあって
占いCOした後に280秒で結果を言う人と、
280秒で結果を言った後に占いCOする人がいます。
僕は後者の「280秒で結果を言った後に占いCO」するのが良いと
考えています。
理由として、
「人外を二人占いCOさせられる」可能性が高くなるからです。
例えば狂人が最初に占いCOしてきたとします。
その後、あえて自分はCOしないでおくと、
今現在占い師は一人しか出てないので、
狼目線からは「あれ？占いCO一人だけ？」
「もしかして狂人占いCOしてないの？じゃあ俺いくか」となるわけです。
人狼は狂人が誰かわかりませんので、
今出てる占い師が真占い師の可能性を考えるはずです。
この後、280で占い結果言った後、
自分がCOすれば、占い師は場に3人となり、
その中に人外が二人いるのが村目線で確定します。
占い師が場に3人いる時は、
ほぼ確実に占い師を順番に吊っていく占いローラーとなります。
占いローラーの場合は初日で狼が吊れれば
ローラーは止まるのでそれでよし、
最悪自分が吊られてもその後は霊能結果で白が出るので、
他二人の人外も確実に吊れます。
まあ、この動きは占い師の鉄板なので、
これで人外二人が吊れない事も全然あります。
また、280秒ギリギリになるまで自分が占い師だとバレていないため、
狂人の占い師が自分に白を出す可能性が高くなります。
もし280秒になるよりかなり前に真占い師がCOしていたら、
狂人は人狼に白を出したいため、占い対抗の自分には白を出さず、
それ以外の人を囲いにいってしまいます。
そうすると本当に狂人が人狼に白を出して
村が不利になる可能性が高くなります。
逆に、280秒になるまで、自分が占い師だと狂人にバレていなければ、
狂人は人狼を囲うつもりで自分に白を出したが、
結果的にその白出しは占い師だったため、
間違いなく狂人が狼を囲えていない状況を作り出せます。
そうなれば、
グレーの中に二人狼がいる事になるので初日に吊る確率が上がり、
グレーを占ったら狼だったという可能性が高くなるのです。
真占い師なら280で結果を言った後にCOする事をオススメします。
・初日は狂人のフリをするべき
※これは状況にもよりますし、個人の価値観にもよります。
人狼では大概、狂人か人狼が占い師COして対抗してきます。
なので自分が本物の占い師だと証明するために
一生懸命アピールしようとしてしまいがちです。
もちろん、僕も2日目以降はガンガン占い理由や考察を落として
信頼を勝ち取るべきだと思いますが、
初日に限っては、あえて狂人のふりをしていても良いと考えています。
理由としては
人狼に本物の占い師だと思われて噛まれないようにするためです。
人狼的にも、本物の占い師が残り続けると厄介なので、
できれば噛んでしまいたいのです。
もし、占い師COした狂人が、
初日で味方の人狼に白を出せていなかった場合、
人狼側は
「どちらが本物の占い師かわからないまま、本物っぽい奴を噛む」
通称ベグと呼ぶ行為に走りがちです。
その際、本物の占い師である自分がほとんど喋っていなければ、
人狼は「うーんこいつあんま本物っぽくないな 狂人かな」と思って、
自分を噛まないでいてくれる確率が高くなるのです。
そうなれば人狼は対抗占いCOした狂人を噛んでくれるため、
「人狼陣営が人狼陣営を噛んでくれる上、真占い師が残る」という
メリットを得られます。
しかし2日目以降に寡黙を貫き通していれば
市民にも「こいつ狂人か」と思われますので、
2日目以降はガンガン喋って真目を取りに行きましょう。
なんなら「1日目以降はベグ対策で狂人のふりしてました だから寡黙でした」と言ってしまってもよいでしょう。
ただ、最初にも言った通りこれは状況にもよります。
例えば場に占い師COが3人いた場合、
狂人のフリをするのは良くありません。
占い師COが3人いる場合、
その内訳は「真占い師・人狼・狂人」となるため、
占い師の中に人外が2人いるのが確定します。
基本的には「占いローラー」と言って、
占い師から吊る流れになります。
その場合、
いかに村人達に自分が本物かをわかってもらう必要があるため、
ここで狂人のフリをしてしまっては吊られてしまいます。
また、個人の価値観にもよる、と書いたのは
「初日に噛まれたら、村人達に自分が狂人と思われたまま間違った推理を展開してしまう」可能性があるからです。
残ってる占いCOが狂人で、
その狂人を本物と思い込んだまま進んでしまうと、
市民は一気に不利になります。
そう思う人は、初日から真目を取りに行くのもまた一つの考えです。
・本物の占い師だとわかってもらう方法
自分が本物だと証明するために最も大切なのは
「真っ当な占い理由」です。
占った理由が納得できるものならば、
市民側も本物の占い師と思ってもらえる確率が高く、
逆に占った理由が適当だと、一気に人外と思われてしまいます。
では、どういう理由で占い先を決めればよいのか。
これはある程度テンプレートがあります。
以降に記述するのが僕が占い先を決める時に見ている事です。
・寡黙
・盤面が見えていない、把握漏れをしている
・狼を探しているように見えない(誰も殴っていない、関係のない話をしている)
・他人の意見への同調や発言稼ぎが多い
・グレー(誰にも占われていない人物)を殴らず、白を出された人物や役職持ちを殴っている
・ヘイトを買わないようにしている(すり寄りのような発言、黒目を挙げず村目だけを挙げている)
・初日に吊られた人物を庇ったり、吊られないようにしたがっている
・議論も深まっていない段階で誰か個人を指定して吊らせようとしている
・狼に見えない人物を除いていった結果の消去法
などなど...。
これらは占う時のみならず「市民が他の市民を殴る時」にも使えます。
これらの条件に当てはまる人はどんどん殴ってよいでしょう。
占い理由の例を挙げるならこんな感じですかね。
こんだけ長文で理由を提示されたら、
一気に真目も上がるのではないでしょうか。
自分の場合「初日は狂人のふりをして寡黙を貫く」と決めているので、
その間に占い先を探し、このクソ長占い理由をあらかじめ書いておき、コピーしておきます。
2日目にドンとこの長文を投げるという形です。
また、占い先は「誰にも占われていない人物」を選ぶべきです。
そうなるとグレーが狭まる事になり、
自分目線での狼を確定させやすくなります。
逆に、対抗が白を出した人物を占ってしまうのはあまり良くないと考えています。
対抗が白を出した人物に白を重ねると
確定白を作る事になって悪くないとは思いますが、
逆に対抗の白出しに黒が出てしまった場合、
それを伝えた所で信用してもらうのは難しいでしょう。
対抗の白出しに黒を重ねるというのは、
狂人が市民を騙す時に使いやすい方法であり、
占い師がこれをやってしまうと、
グレーを狭めなかった事もあってそこまで信頼されません。
もちろん、占い理由が真っ当であれば、
対抗の白出しを占う事もアリではあると思いますが。
基本的にはグレーを狭めるのが安定だと思います。
あとは、的確で客観的な考察を落とせるかに賭かっています。
これは数をこなして慣れていくしかありません。
・平和村だった時の立ち回り
「平和村」とは
「占い師が一人しかCOせず、即座に本物が確定した状態の村」
の事です。
村スラや霊スラ等(市民・霊能者記事にて解説)で狂人や人狼を欺く事で、
このような状態が作られる事があります。
-白伏せ-
平和村の時は自分がゲームの進行を行います。
占い結果で黒が出てしまえば、その人物は100%人狼が確定します。
もし占いで黒が出れば、その人物を吊りに指定するだけで良いです。
占い結果で白が出た場合、その人物以外を吊る事となりますが、
この時に「白伏せ」というテクニックがあります。
白伏せとは、
占い結果で白が出た人物の名前は伏せたままにしておく事です。
白が出た人物は伏せたまま、
それ以外のグレーの人物を指定して吊る事となります。
これに何の意味があるかというと
「狼がグレーを狭める可能性が上がる」のです。
白が出た人物を伏せられると、
人狼側は占い師が誰を占ったかわからなくなります。
その状態で誰かを噛まなければならないため、
もし人狼が噛んだ人物がまだ占っていなかった人物だった場合、
その人物は「占うまでもなく白」である事が判明します。
占っていない人物の幅がどんどん狭まっていき、
狼を占う確率が上がるのです。
しかし、ずっと白を伏せていても、
逆に自分が噛まれた場合などは村が混乱するため、
後半(3日目あたり)になって伏せていた白を公開するのが
ベストかと思います。
その頃にはもう自分目線で狼が確定するのではないでしょうか。
-結果騙り-
これも、平和村の際のテクニックの一つです。
ある人物を占って白または黒が出たとします。
その占った人物とはあえて別の人物に黒を出してみるのです。
これに何の意味があるかというと
「占わずとも人狼が黒だと認める事がある」という事です。
平和村とは真占い師が確定しているため、
占い師が「黒」だと言えば有無を言わさず黒なのです。
そのため、狼側も黒を出されれば、
抵抗する意味は薄いので「はーい」と言って
すぐに吊りをのむ事が多いです。
それを逆手に取ったのがこの結果騙りです。
もし、実際に占っていない人物に黒を出して、
その人物が「わかりました」と言えば、
その人物は「自分が人狼だと認めた」事になります。
逆に、めちゃくちゃ抵抗していればその人物は市民である可能性があるので、
そういう場合は「すみません 結果騙りでした」と言った後に
実際の占い結果を言いましょう。
占っていないのに黒が一人吊れる可能性があるこの結果騙りはかなり有効です。
(おまけ)
・占い師COが3人いて、自分が対抗占いに白を出している場合の立ち回り
これはおまけです。
そんなに多発する状況でもないので、おまけ程度に見てください。
最近、中級者村をやっていて
狼が占いに出てくるパターンがけっこうあります。
そのパターンをやっていてこれはいいなと思った立ち回りです。
占い師COが3人、
つまり内訳が真占い師(自分)、狂人、人狼だった時の場合です。
例を挙げます。
初日の占いで「Aさんが白」という結果が出たとします。
その白と結果が出たAさんと、もう一人のBさんが、
対抗占いCOをしてきたとします。
結果、占い師COは場に3人になりました。
占いCO
・自分 ・Aさん(白) ・Bさん
つまり、自分目線で「Aさんは狂人である」という事が確定します。
狂人は占い結果は「市民」として出るからです。
自分は真占い師、Aさんは狂人・・・ということがわかれば、つまり
「Bさんが人狼である」という事も自分目線で確定するのです。
占い師が3人出た時は基本「占い師ローラー」になり、
占い師を全員吊る流れになります。
初日に吊った占い師が人狼ならば、
ローラーはストップし他の占い師COは吊られません。
こういう盤面の場合、
自分は対抗のAさんに白を出している事を理由にこう言いましょう。
「自分目線、Aさんは狂人、Bさんは人狼で確定です。Bさんを吊ってください。」
「霊能結果で、Bさんが白なら私が偽物だという情報が村目線でも確定します。」
「Bさんが黒なら占いローラーも止まって縄を無駄にせずに済み、
さらに私が真占い師である可能性が一気に高くなります。」
「村に最もリターンがあるのはBさんを吊る事です。」
これは客観的な事実であり、
村もほぼこの条件をのまざるを得ません。
まあ、人狼のBさんはめちゃくちゃ抵抗してくるでしょうが、
構わずこの事実だけを突き付けましょう。
そうすれば初日に狼を吊り、
ほぼ自分が真占い師という前提で話が進むため、
勝率はグンと上がります。
占い師の立ち回りとして特筆する事はこれぐらいです。
・追記 最近流行りの、初日結果騙りについて
あと、最近やっててやたらと見かけるのが
「初日の占い結果を騙る」占い師です。
「初日にあの人に白を出しましたが実は本当に占ったのは〇〇さんです」という感じです。
これに何の意味があるかというと、
「初日に対抗占い師を占ってしまった場合、
その人に白を出すと自分が真目で見られて噛まれる可能性が高い」からでしょう。
だから、本当に占ったのは対抗の占いCOだけど、
それを言ってしまうと真目で見られて噛まれる可能性がある、
だからあえて違う人に白を出して真目を薄めよう、という考えでしょう。
ただ言っておきます。これ絶対にやめてください。
初日に真目を取りたくないという考えはわかります。
僕も初日は狂人のふりをしろと言っていますし。
ただ、ウソをつくのはダメなんです。
なぜなら、
もし結果を騙ったまま初日に噛まれたら、嘘を撤回できないまま進んでしまうからです。
もし初日にAさん白と占い結果が出たとしましょう。
そのAさんが占い師対抗として出てしまったのでAさんは狂人という事になります。
しかし、ここで「Aさん白」と言ってしまうと、対抗占いという事で
潜伏狼に自分が真目に見られて噛まれてしまうんじゃないか、と考えます。
ここであえて対抗ではない「Bさん白」と結果を言ったとしましょう。
しかし、Bさん白と言ってみたものの結果自分が噛まれてしまったらどうでしょう。
村は自分が「Bさん白」という嘘を本当だと思い込んで進んでしまいます。
もしそのBさんが狼だったら、
ゲームが終了した後に「真占い師が人狼に白を出した」という事実だけが残り、
自分が頭のおかしいリアル狂人として扱われて終わります。完全に利敵行為です。
噛まれた時のリスクマネジメントが絶対に不可能なんです。
たかがベグ対策のために、占い師が一世一代のウソなんかつく必要ないんですよ。
実際これやってる人でうまい事言ってるのは見たことないです。
仮に噛まれる前に「実はあの人占ってません」などと言ったとしても
「占い師が嘘をついていた」という事実が村に落ちますので、どっちみち信頼性は落ちます。
そのせいで狂人に見られたらどうするんですかね。
そのリスクを背負ってまでやることではないと思うので、
絶対にやらないでくださいと言っておきます。