バクテリアの繁殖_#23 | 金魚・熱帯魚・水替え・ろ過大好き! ROKERS 滝田が行く!
まずは一定期間、魚を入れずに、水を回すと云う事をしなければいけないらしい。
外部フィルターで水を循環させ続けるのだ。
そうする事でバクテリアを繁殖させ、
住み心地の良い魚に適した水にしてから、魚達を放り込む。
これが近代観賞魚飼育のはじめの一歩だ。おそらく昔からそうだったのだろう、
私は本当に無知だ。インターネットは私に色んな事を教えてくれる。
しかし私はこの時点で、最も重要な事を見落としていた。

金魚・熱帯魚・水替え・ろ過大好き! ROKERS デザイナー滝田が行く!-バクテリア

バクテリアを繁殖させるためのパイロットフィッシュの投入を。
このパイロットフィッシュを入れる事により、
その魚が排泄するフンやエサの食べ残しを綺麗にしようと、
始めてバクテリアが繁殖するのだ。
従ってこのパイロットフィッシュは全くバクテリアの繁殖していない水の中を泳ぐ事となる。
最悪死んでも仕方がない魚をチョイスして投入すると云う少々残酷な行為だ。
私は、見落とし、し忘れていたので残酷も何もない。
それよりも、新しい水槽システム、水をブン回す、循環させる事に喜びを感じていた。
わざわざエアレーションをする必要もない。
なぜなら外部フィルターへと吸い込まれていく水が、排水される際、
排水口を水面より高く設置してやる事で、水がバシャバシャと水面へ向けて
勢いよく流れ落ちていく。その度に自然と酸素が水の中へ気泡と共に溶け込んでいく。
素晴らしい…さすが近代観賞魚飼育だ。
あのエアレーションのモーター音、結構気になる物です。
しかし我がNEW水槽システム。音は非常に静か。
水の流れ落ちる心地よい音がするだけです。最高だ…。
パイロットフィッシュのいない我がNEW水槽、1週間ほど水をブン回した。
バクテリアの繁殖を信じて。

もう、いい加減良いだろう。魚達をNEW水槽へ移しても。
バクテリアも結構な数、繁殖をしているはずだ。
魚達を死なせてはいけない。
念には念をと云う事で、水合わせをする。今回の水合わせの方法は、
これ又素晴らしいアイデア商品、点滴式水合わせ方法だ。
名前の通り、現状の飼育水槽へ新しい水槽の水を一滴づつ、
ピチョーンピチョーンと入れて徐々に水質を合わせていくと云うモノなのだが、
なるほど、この方法だと急激な水質の変化で魚はショック死しない、最適な水合わせ方法だ。
そして満を持して、魚達をNEW水槽へ、いわば総パイロットフィッシュと云うその時、
デメキン2匹が白点病にかかってしまっていた。



~つづく。
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