冬散歩

北風が吹く

木々が揺れる

その中で


鳥たちが飛び交う



裸木に泊まった鳥は何だろう 

ヒヨドリ……?

赤い実のついたもちの木には

あれは多分 つぐみだろう……?


私は車中から眺めていた


亡き主人の双眼鏡取り出した


揺れる枝に

整然と止まって

ゆられている


寒くはないのか……



私はウォーキングをしようと思ったんだ


昨夜から寒風吹き荒れていた

荒れる風は

生き物のように

木の間を動き回る

それを追う


私は風になりたいのだ

時々そんな思いになる……

雑音でなくて風の音なんだけど……

わたしは

ちょっと車中で一呼吸


白い空から明るい日差しが嬉しい

温かさに癒される


こんな日に飛び交う鳥たちは

賑やかで 楽しそう……?

春の兆しを感じているの……!


この冬

つぐみを 

一羽も見かけないことに

気づいていた


渡りの途中で何かあつたのだろうか?

そんなことも想像していた


二月に入って

あれはつぐみかな……?

で始まって

ようやく

あちこちに姿を見せ始めた


でも

去年いた つぐみは来ていない……だろう


あれはきっと渡りの時に

やられたんだろう……?

いや 精一杯生き抜いたんだ……

寿命なんだ


つぐみは縄張りがあつて

毎年 いつも必ず

同じ場所で

土の上をついばんでいたやつがいた


私はいつも同じ場所に駐車する

だから馴染みなのだ

今年も同じ場所で会えると

(勝手に思っているだけだけど 笑)


ブロ友さんたちの

鳥の観察写真を

いつも見ていると

自然と鳥に詳しくなった


鳥のさえずりに

ふと見上げるようになった

自分の周りに

こんなにたくさんの鳥たちが

いたことに気づけた……幸せ



今からウォーキング

その後

日曜日のミサに行く


罪深い私を赦してもらうために


再生するために


いやいや クリスチャンは

復活するために……

と表現した方がいいのかな……?