久々に朝散歩 

ここ2ヶ月
朝は6時から
ホテルの朝食のバイトだから
朝 散歩はできない

コロナの感染者が少なくなって
県民に旅行割引5000円や
商品券2000円も付いて
地元のお客様が多い

県外からの旅行者もけっこういる

バイトに入れるのはいいけれど

この季節 
ホテルの窓から差し込む朝陽を
見ながら 散歩道が浮かぶ(笑)

で……
久々の朝散歩
時間は7時を回っている
曇天だから ようやく明るくなつて
それから出かけた

天気に恵まれた 幸いの朝

公園で出会ういつもの 彼ら

いつもの鳥たち
寒いね ココロで交わすあいさつ
友に会えたような気になる


このアオサギは
ほんと歩くわたしの目の前にいる
先回りして
驚かせるのだ??



私は
ホー ケキョ ケキョ ケキョ
口笛をふいて
高い梢にいる小鳥たちに
ちょっかいを出してみる

面白い 
反応する鳥がいるのだ

そして
わたしは発見した


このポツンとある一本の木
たくさんの鳥が隠れている

一羽も見えないけれど
いくつもの種類の鳥たちが
その木に寄り飛び交うのをわたしは見た
新しい観察場所だ

そして 今日の極めつけは
もう一つある

 イタチ……?
たまに出くわすことはあるけれど
すぐ逃げてしまうのに
こいつは逃げないで餌をあさっている


わたしが
チッチッチっと口で音を出すと
振り向いてこちらを見る
カワイイ
人慣れしているのかな
誰かが飼っていたのかな???

また今度 チチチと合図して
出てきたら…… 
スゴイと思うよ




しばらく来ない間に丸坊主になってる
スズメバチの巣もなくなっている

大きな公園だから
たくさんの人が
いつも手入れをしている
だから
綺麗な景色を愛でることができる
その労を思う

つくづくそんなこと思う朝だ

 
枯れた柏カシワの葉っぱ
立ち止まって枯れた葉を眺める

葉に刻まれたその筋を見る

色やかたち 自然の姿をじつとみる
枯れてなお おもしろい
これがイイ 自然のままの芸術


寒々とした景色の中で
目に止まったさざんか

一番見頃の時に出会えた

穏やかな朝の息吹を受けて
その美しい色が輝いている

いま この時
旬の瞬間に出くわした
これまた美しいばかりで
心癒される
 
朝 
朝から始まり
色づき 色あせない
全てが新鮮
その息吹をいただく


いつも散歩コースにおわします
師を見つめる弟子たちのまなざし
わたしはいつも気持ちを新たにする


誰もいないウォーキングコース
寒いからか ……

わたし一人でこのコースを歩く
ひとり占めの幸せをあじあう


なんと 
焼ける前の旧ザビエル記念聖堂の壁画だ
こんなところに こんな形で残っていた
誰がどんな思いで描いたのだろう……

今朝はいろんな発見がある


久々の朝散歩 
とっても有意義だった

出産を控えている娘のために
仕事は来月いっぱい休みをもらつた

年末の準備 そうじ 正月もくる
東京の息子も帰ってくるという

今までにない経験のない年の瀬だ

元気な赤ちゃんが誕生しますように
我家で母子を世話するけれど
ちょうど良い時に生まれますように

心合わせてゆけますように

クリスマス
イエス・キリストの御生誕に
心馳せながらの今の日々

神の子であるイエスは
ベツレヘムの
粗末な馬小屋で生まれた

荒涼とした乾燥地帯
ホコリにまみれた世界を想像する
馬屋のふん尿 
不衛生極まりないところで
動物たちに見守られ
飼い葉の上に
神様は御子イエスを
誕生させられたのだ

旅の途中
そのような所で
生むこととなった
マリヤ様
夫のヨゼフ様

二人は祈りのうちに
神に全てを任せて
その時を迎えたのだろう
静かに
何のおそれもなく……
無私の信仰

その神秘に気づかされる

  命 
神様からのプレゼント

授けられた命
持って生まれた叡智と
健康な身体を生かし
人の役にたつように

願わくは
与えられた使命に
早く気づいて
喜びとともに
全うするように

我が子達に
そんな願いをかけて
生んで
育ててきたなぁ……
と思い起こす

その思いを
何度も打ち砕かれて……
親になる試練も度々……
でも

その愛おしく育てた子が
子を生むのだ

なんと
素晴らしい
あらためて
もつと
もつと
もつと
心から
誉めて喜ぼう…


今朝はいろんなことに気付けた

身も心も老化しつつあるわたし

今の私に必要なことを
祈りとともに
いつも尋ねている 

私には何の力もない

生かされている
素直にそう思える恵みに感謝

お父さん ありがとう
あなたの息吹を感じています

気持ちをきりかえて
今日もスッキリ
生き抜こう
朝の光を感じて
素晴らしき人生にしていける