さて,小ネタコーナーであります。物件としてはちょっとどうかな? と思うんだけれども,なんだか憎めないようなヤツらを集めてお送りします。本物件とどこが違うんだと思われるかもしれませんが,その辺は「なんとなく」なんでした。

  今回ちょっとショート気味。いやもともと小ネタってそういうアプローチなんだけれども。



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 最近は医薬分業ということで医院と薬局が別れていることが多いんでした。まぁだいたいは医院の隣に薬局があるようにできているようですけれども。
 だからだいたいは医院が繁盛していれば薬局も繁盛すると思われるわけですけれども,それでも薬局は薬局なりにいろんな努力やアピールはするわけでした。

 そんなわけで,こちらの薬局のアピールポイントは「お薬はお待たせしません!」ということらしいんでした。しかしこの「お薬『は』」というのは,何か含みを感じるでありますね。
「医者の方は待たせるかもしれませんがね。ウチは待たせませんよ」
ということなんでありましょうか。なにか医者と確執でもあるんでありましょうか。

 薬剤師にそんなことを聞いてみると
「まったくもうこの医者ときたら受付も診察も会計もだらだらだらだらと時間かけすぎですよねぇ。ウチはもう処方せんもらったら即座にハイッですから。一瞬ですよ。ホントにウチを見習ってもらいたいもんだね,この医者は。そうそうこの間もこんなことが…」
と延々とグチを聞かされて結局時間が長くかかりそうであります。そうでもないか。

 村上市。



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 こちらはおそらく「吉田カメラ店」さんであります。
 ただちょっと「メ」の真ん中が丸くなっていて「メ」と読みづらいんでした。カメラのレンズを意味する円形をどこかにいれたいということだったんでしょうけれども,パッと見て丸が目立ちすぎて「吉田カ○ラ店」と伏字になっているように見えてしまうんでした。

 そうするとやはり「吉田カツラ店」とか読んでみたくなってしまうわけでありますね。
 あるいは「吉田カワラ店」で瓦を売っているのか。
 あるいは「吉田カケラ店」で古今東西の建物のカケラを売っているのか。
 あるいは「吉田カブラ店」で野菜のカブを売っているのか。
 あるいは「吉田カロラ店」とか「吉田カペラ店」でちょっと古い車を売っているのか。
 あるいは「吉田カビラ店」でジョンとかジエイを売っているのか。なんだそれは。

 まぁ,「メ」という文字自体が「×」みたいであってもともと伏字っぽいわけですけれども。
 だから,同じ伏字であれば「×」よりも「○」の方がいいということでこのような形にしたのかもしれないでありますね。しれなくないか。

 村上市。



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 こちらは,県内有数というか一番といわれる進学校である高校の近くにある建物の窓であります。

 その学校は「青山」というのをよく使うので,そこの同窓会事務所とかなのかなと思われるわけですけれども,「会」とは書いておらず「同窓」だけであるので,単に「ここにあるのは全部同じ窓だよー」ということを主張したいに過ぎなかったりするんであろうかと思った。
 というただそれだけなんでした。

 新潟市中央区。



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 こちらは某建築設計事務所さんのカンバンであります。ロゴマーク的なものも設定されているようでありますけれども,これがやはりどうしても絵文字に見えてしまうんでした。
 しかも「T.T」というのは通常泣き顔として認知されているわけで,結果として泣き顔が会社のマークになってしまっているわけなんでした。会社のほうではそう認識されているのかどうか。

 まぁ,イニシャルをマークにするとなると,この方の場合はしょうがないところでありますね。おそらくは絵文字なんていうものが流行する以前からやっておられるのだろうし,そんなことは想定外だったんであろうと思われるんでした。
 いや実は面白がってあえてやっているのかもしれませんけれども。

 しかしイニシャルが「T.T」の方は会社をつくるときにはマークは考えないといけないでありますね。あと「i.i」とか。伊藤一葉さんあたりは大丈夫でありましょうか。もういないか。

 新潟市西蒲区。