onLineの古本屋です。懐かしい映画パンフレットを出品に合わせて紹介していきます。
初回は、おなじみディーン・マーチンとジェリー・ルイスの底抜けコンビ13本目の『お若いデス』
この底抜けシリーズ、子どもの頃大好きでした。よく深夜にテレビ放送されていましたね。
ジェリー・ルイスのあのくねくね内股を真似したもんです。
おはなしは、宝石泥棒に巻き込まれたふたりのドタバタ。ルイスは、逃げるため汽車に乗ろうとしたがお金が足りなく、そこにいた少年と服をとりかえ、子供料金で乗り込み、それ以降少年になりすまします。そして、舞台は青春の匂いにむせかえるような女学校へ。公開当時、ルイスは29歳、ご愛嬌です。
監督 ノーマン・タウログ
脚色 シドニー・シェルドン
詳しくは→Movie Walker
1955年作品
1955年といえば、『バック・トゥ・ザ・フィーチャー』のなかで、1985年から1955年に行ったマーティが、1985年のアメリカ合衆国大統領はロナルド・レーガンだと言ったのを、ドクが「俳優の? じゃあ副大統領はジェリー・ルイスか? ファーストレディはジェーン・ワイマンか?」と信じない場面がありました。公開当時、ジェリー・ルイスは人気絶頂だったようです。
寄稿文の中に
「お若いデス」は二人の共演映画の十三本目。これまで十二本の映画のあげた総収入が何んと六千万ドルという。二人にはそれぞれマネエジャーがいるが、金銭のこととなると、マーチンは駄目でジェリイ・リュウイスでないとソロバンがはじけないというもの面白い二人です。(山本恭子「名コンビ ジェリイ・リュウイスとディーン・マーチン」より)
役柄とは、逆さの二人ですね。
DVDは、現在発売されていないようです。
底抜けコンビをまだ観たことのない方へ、こんな映像がUPされていました。
古いパンフレットを見る楽しみのひとつに、当時の広告があります。
タケダのベンザもこの年に発売されたようです。絵本のようなやさしいデザインですね。
タケダのマークがウロコ印と呼ぶことを知りました。
路地裏 誠志堂 映画パンフレット