朝6時28分起床、晴れ。昨日は一日中雨で肌寒い一日であった。「読売新聞」「本よみうり堂」に絲山秋子の「袋小路の男」の批評が掲載されていた。なんと今回直木賞を受賞した角田光代さんが寄稿したものでさすがはものを作る人間の視点で解き明かしている。「袋小路の男」「小田切孝の言い分」「アーリオオーリオ」の三部作が収録された単行本なのだが私はそれぞれを文芸誌に掲載されたときに読んでいたので、作者の意図をはかりしれなかったが漠然と意識した「関係」というテーマを角田氏は鋭く見抜いていた。

『親密さ、というものについて考える。始終ひっついていたってそれが生まれるとはかぎらないし、縁や運命が後押ししてくれるものでもない。だいたい、それを言葉でとらえようとすること自体に無理がある。ふわふわした、その得体の知れないものを、作者は果敢にも素手で追っかけ、そうして見事につかまえた。本書で、作者は手のひらを開き、つかまえたそれを丹念に見せてくれる。』(評より)

丸山茂樹がアメリカツアーの「SONY OPEN」で三日目を終えて9アンダーで単独トップにいる。はたして4勝目なるか。中継されるテレビ画面を見ていてもこの数年で鋭くスリムになったその顔からも勝負師になった「丸ちゃん」の面目が読みとれる。さぁて今日は最終日だ。がんばれ丸山茂樹。