動画でよがる ~ 真夏の超ホラー祭り編① ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

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つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

ようやく梅雨が明けそうだなー。
ここから夏本番、最近は「危険な暑さ」とか「熱中症警戒アラート」なんて言葉を頻繁に耳にするようになったけれど、この異常な暑さは当分続くに違いない。
エアコンにかかる電気代をケチってうちわで凌いできたが、さすがに限界だわい。
他に何か涼をとる効果的な方法がないものか・・・。
お、あった!

というわけで、ご存知❝動画でよがる特別編❞のお時間がやってまいりました。
今回は初の夏開催、暑さ対策にはもってこいのホラー映画特集オンリーでお届けいたします。
身の毛もよだつ恐怖にお付き合いいただき、少しでも電気代節約にお役立てください。
などと申しましたが、どんな恐ろしいホラー映画といえども冷風より涼しいなんていうことはめったにないでしょうから、あくまでエアコンや扇風機などの補助的役割としてご覧いただければよろしいかと。

熱中症にかかって入院する羽目になると、節約した電気代を超える入院費用がかかることも考えられますし、最悪死に至ることもあります。
部屋に冷房器具がある方はけっしてケチらず、効率的な使い方で上手に節約しましょう。

さて、今回はゲオレンタルやテレビ視聴の映画は一切なく、プライムビデオ&ネットフリックスに大いにお世話になりました、ありがとうございます。
今のところ、毎回3作品ずつご紹介の7回シリーズで予定しております。
ではさっそく第1回目、ネタバレ満載のホラーな世界へご招待いたしましょう。

○『ジーパーズ・クリーパーズ』(アメリカ/プライムビデオ)
めっちゃ別嬪な姉と、残念ながらイケていない部類の弟。
ともに大学生らしいふたりは、姉の車を弟が運転して里帰りしている際中のもよう。
仲が良いのか悪いのかイマイチわからないやり取りが続く中、突然ボロいトラックから猛烈にあおられます。
何とかやり過ごしますが、しばらく進むと同じトラックがポツンと一軒家的教会に止まっているのを発見、その脇では男がシーツに来るんだ何かをポイポイ穴に投げ捨てています。
その現場をガン見しているところを男に見つかってしまい、案の定トラックで追いかけられ何度も追突されたあげく草むらにツッコんでしまいます。
トラックは教会とは反対方向に走り去りますが、弟は嫌がる姉を説得して「シーツの中身が人間なら助けないと」と、よせばいいのに引き返すことに。
ヤツがすぐに戻ってくるかもとか教会に仲間がいるかもとか、そのような理性的な考えが浮かばないところから判断すると、恐怖のあまり思考が麻痺していたのかもしれません。
教会に到着すると幸いにも人の気配はなく、弟はシーツが投げ込まれた穴に入ろうとしますが、「ホラー映画で誰かがバカをやるでしょ、見ていて腹が立つ、あんたがやろうとしていることがまさにそれ!」と姉。
まことにおっしゃるとおり、犠牲になるのは弟だけで十分、どうか美女お姉さまは助かりますように、と祈るばかり。
で、案の定弟は穴の中に落っこちてしまいますが、そこでトンデモナイものを見てしまい、なんとか脱出したものの茫然自失の状態。
その後、立ち寄ったバーで警察に事情を説明し一緒に教会に向かいますが、例の男がやってきて警察官は惨殺されてしまいました。
そして男の背中からは羽が生えてきて・・・。
序盤は面白かったのですが、男の正体がモンスターであったことは話が突然飛躍した感があり、その後も超能力者のおばちゃんが登場したりとか結局役立たずだったりとか、お姉ちゃんもだんだんと腹立たしい言動が増えてくることとか、後半はイマイチでした。
ただ、お姉ちゃんは欧米圏の女優さんの中では私的にピカイチな美人さんでしたので、それだけでも観た甲斐がありました。
ちなみに、祈りは通じ弟だけ犠牲になってお姉ちゃんは生き残るのですが、本作には23年後を描いた続編があり、お姉ちゃんが同じ役で出演しているとか。
熟女にさしかかるくらいのほどよいお年頃のお姉さんも、さぞかし素敵だろうなー。
機会があれば観てみようっと。

○『パーフェクト・トラップ』(アメリカ/プライムビデオ)
以前よがった痛い系ホラー『ワナオトコ』の続編とのこと。
そういえば前作のラストで、主人公がワナオトコから箱に閉じ込められて連れ去られるシーンがあり、「お、もしかして?」と思った記憶がある。
邦題を安易に『ワナオトコ2』としなかったことには好感が持てるが、逆に言うと、この邦題ではシリーズものとは思わずに本作を前作より先に観てしまうという失敗もありそうだなー。
さて、本作は前作に比べるとワナ感は控えめで、ダンスパーティ会場のワナはえげつなさマックスだったものの、ワナオトコの居城内はそうでもない。
代わりにというわけではないでしょうが、ワナオトコが直接手を下す場面や主人公が左手をわざと折る場面など、痛いシーンは前作同様てんこ盛り。
その左手骨折のシーン、鉄格子内に閉じ込められた主人公が外側にある錠を外したいけど手が届かないので、ならばと鉄格子の隙間に固定した左手を一緒に行動していた女性に無理やり蹴らせて折り、ブラブラする手を隙間から下ろして錠を外す、というもの。
難易度ウルトラCの離れ業を見事に成功させたが、折れた状態で指先を思い通りに動かすことなんて可能なのだろうか?
さらには、その後「骨を接ぐ」と言って他の女性がいとも簡単に元に戻したが、そんなことあり得るの?
しかもその後、ワナオトコとの格闘中になにごともなかったかのように左手使っていたし。
まあ細かいことは気にしないこととして、ワナオトコをやっつけた、と思ったら案の定生きていたものの、ラストは主人公がワナオトコに復讐するシーンあり。
ワナオトコは常にマスクを装着していたが、ラストシーンだけはマスクをかぶっていないため素顔が見えてもおかしくない状況だったにもかかわらず、ひたすら顔が見えないようにカメラワークが展開される。
要するに、主人公は正体を知っているが、視聴者は知らないまま終わるということ。
これはこれで面白い設定だけど、顔を映してもらえない俳優さんはちょっと気の毒だなー。

○『X エックス』(アメリカ/プライムビデオ)
冒頭、どこかに向かう一行が事故現場に遭遇しますが、どうやら牛がトラックと衝突したらしく、内臓が飛散した牛の死骸はかなりグロい。
ホラー的に期待できそうな一方、一行はポルノ映画の撮影のために田舎の農場へ向かっているらしく、エロ的にも期待できそう。
到着した農場の離れを借りることになった一行ですが、主である老人の男性はよそ者を嫌っているようす。
ヘタなことをやらかせば主の逆鱗に触れることは目に見えている中、一行はここでふしだらな行為に臨むことを伏せたまま撮影を開始しますが、女優と男優が裸で絡み合う姿を窓の向こうから覗いている老婦の姿には気づいていません。
とはいえ撮影は順調でしたが、録音担当の若い女子は、最初は本当の恋人でもない男女がエッチすることに嫌悪感を抱いていたものの、年増ブロンド女性やヒロインの濡れ場撮影を見るうちに「わたしもこの映画に出たい」と心変わり。
彼女の恋人であるカメラマン兼監督の若い男子は、恋人が目の前で男優と絡むシーンなど見たくないばかりに何やかや理由をつけて拒否ったものの、プロデューサーの男性に説得されしぶしぶ受け入れます。
しかしその夜、ショックのあまり他のメンバーを残して立ち去ろうとしたところ、例の老婦が立ちはだかり「わたしもスゴいのよ」と言いながらネグリジェを脱ごうとしたため、慌てて「見たくない」と本音を漏らしながら諭そうとします。
幸いにも何が「スゴい」のかを知らずに済みましたが、その引き換えに刃物で首を刺され惨殺されてしまいました。
その後、一行は次々と老夫婦の手にかかっていくのでした。
このじいちゃんばあちゃん、終盤になんと人生最後の夫婦の営みに励むシーンがあり、ボカシ処理ありでなかなかにキツい。
ばあちゃんが熟睡しているヒロインのベッドに入りこみ添い寝するシーンも怖いのなんの。
ところが、先ほど調べたところ、どうもばあちゃんとヒロインは同じ女優さんが演じているらしい。
これはまったく気づかなかったからビックリだが、してみると着衣状態ではおばあちゃんだけど、実際に脱いでいたらピチピチの裸体を拝むことができたわけか。
なるほど、確かにスゴい!

以上、第1回目をお届けしました。
まずは軽く肩慣らしというところです、次回からもどんどんいきますよー。