ふらり一人旅 ~魅惑の東京、卒業旅行だけど主役そっちのけで遊びたい編⑦ ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

さて、食欲を満たされホテルに戻る道中、相変わらずの強風・小雨・寒さの三点セットでしたが、温かいラーメンを食べて火照った体にはちょうど良かった。
先に戻った息子は女性陣部屋にお邪魔しているのか、それとも一人寂しく、いやいや、ゲームさえあればそれでいいはずなので寂しくはなかろうが、男性陣部屋にいるのだろうか、と考えながら部屋の呼び鈴を鳴らしたところ、息子がドアを開けてくれました。

で、お風呂にはまだ入っていないようだったので、わたしが先に入ることにし、この日の汚れをしっかりと洗い落としました。
風呂から上がると、息子にお湯の出し方とシャワーへの切り替え方をレクチャーます。
普段からシャワー派な息子、お湯はためずにシャワーだけにするということで、すぐにバスルームに入りました。
その間、わたしは翌日にすることを検討していたところ、あっさりとシャワーから戻ってきた息子が「ママのところに行ってくる」と言い、ゲーム片手に女性陣の部屋へ行きました。
パパと語らうとか遊ぶとか、そのような考えは毛頭ないようです。

息子が部屋を出た直後、下痢の予感に襲われたのでトイレに駆け込み便座に腰掛けたところ、すぐにシャーシャーと下痢便が。
クソー、ついさっきオケツを清めたばかりなのに、と損した気分に陥りつつ長い下痢便が止まるのを待ちますが、なかなか終わりません。
ようやく落ち着いたところで、再度シャワーで下半身だけを洗いましたが、この後、旅行中はずっとお腹の不調に苦しめられることをこの時点では知る由もないわたしでした。

それはそうと、荷物を減らすために、下着の替えは2日分しか持参しておりません。
残りの1日分確保のため、この日に着用していた下着類と靴下をハンドソープで洗い、ドライヤーで乾かします。
時々ドライヤーを休ませては翌日の日程を考える、ということを数回繰り返したところ、23時間過ぎにはほぼ乾きましたので、あとは朝まで部屋干しすることにしました。

息子はわたしがトイレにこもっている時から、2部屋を行ったり来たりしておりましたが、やがてベッドに寝転がりつつもゲームを続けます。
わたしは嫁さんや娘とLINEでやり取りしながら翌日の予定を立てていたところ、当初は水上バスに乗り気だった娘から、「船はもういいかな、ってなった」とのメッセージが。
そこで息子にも聞いてみたところ、「別にどっちでもいい。」とのこと。
あらまー、パパ的には2日目の家族行動のメインイベントに据えていたのに・・・。

嫁さんが当初から予定していた『浅草寺』と『丸の内ビル内のもんじゃ焼き店』は当確として、他に行くところがあるのかしら、と考えていたところ、次のやり取りが。
・嫁さん「希望は渋谷スカイの屋上」
・わたし「スカイツリーね?オッケー。スカイツリーって渋谷なんやね」
・嫁さん「スカイツリーじゃなくてね、渋谷スカイってとこがあってね。東京タワーと富士山が見れるんだってー」
・わたし「ガーン

という感じ。
考えたら、スカイツリーが23区のどこにあるのかを知らないのはまだしも、略称で「スカイ」だなんて言わないっスよねー。
家族の間でのこととはいえ、お恥ずかしいできごとでした。

まー、わたしとしては3日目に自分の行きたい場所へ行ければそれでよし、と考えていたため、水上バスにはこだわらず嫁さん達にまかせることにします。
0時10分には嫁さんから「もう寝ますね。9時には出発する感じで。」とのメッセージが届きました。
ゲームをやめる気配がない息子をほったらかして、わたしもベッドに入り目を閉じます。
少し遅れて息子も就寝、これにて1日目は終了です。

では次回より、旅の2日目に突入します。