その20。 もうイヤだ(アゴ3部作その3) ~ 2005年3月の作品 ~ | つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーの“ひとりでよがって”

つっちーがひとりでアレコレとよがってます。
よかったらあなたもよがってね。

初体験から4年後。

すっかり油断していた私は、起床後の出勤の準備の最中にやってしまった。

 

 

 

ドライヤーをかけながら大あくびをしていると、「ゴキッ!」っと。
母親に通訳を頼んで職場に緊急事態を通報した。

 

母親の運転ですぐさま病院に向かった。
病院には朝の受付でたくさんの人が待機していたのだが。

 

彼らを押しのけ、受付け免除で診察室へ通された。
しかしそこで待っていたのは…。
次コマ、とある病院の実態紹介。

 

「アゴが外れたらしいですよ~」(看護婦A) 
「うそー!?マジで??」(看護婦B)
「ガクッ!」(両手でアゴをはずすジェスチャーつきでハモる看護婦A・B)

 

 

「ハイ、終わり」(ヤブ医者)

「え?まだはずれてるんですけど」(私) 
「ん?よくいるんだよね、あごをつなげてしばらくしてから、またはずれたって戻ってくる患者。

今度こそ、えい!」(ヤブ医者)

 

その後、ヤブ医者のヤツは「念のため」と言いながら私の頭を包帯でぐるぐる巻きにしやがった。

後で請求書を見てみると、しっかり2回分の治療代と包帯代が請求されていた。

 

不愉快な思いをしながら帰りは私が運転することになったが、車を発進させるときに同時に発進しようとした隣の車の運転手は、ミイラ男の
コスプレのような姿の私を見てビビッたのか、先に行かせてくれました。