「頭と心と指」をバランス良く育てる、HOSOEペース・メソッドピアノ教室のレッスンでのちいさな幸せブログです。
それは突然やってきた。ペース・メソッドやってる先生へのごほうびともいえる、子ども達の能力が表れる瞬間!
まるで土の中で栄養を蓄えていた球根がにょっきり目を出す瞬間のように・・・
1つめ
ドリルでいろいろな長三和音(メジャーコード)を書いて、その和音を短三和音(マイナーコード)にする問題
どうするかな~?って見てたら、友達と「ピアノの前でやろう!」和音を弾いて確かめながら、「ここはこうなるんちゃう?」なんて言いながら次々と書いていく。
うんうん自分達で工夫してるな~!
2つめ
Mちゃん「この曲ペダル入れるとなんか音がわからんようになる」
私「いいことに気がついたね!」
「ペダルってどこで踏んでもOKなんだよ。自分の耳でこの音はこんな風に出したいと思っていろいろ試してみて!」
と言ったら・・・
どんどん音が変わっていく!!
音と向き合ってるな~! 感心することしきり
彼女たちは幼稚園から一緒にレッスンしている3人グループの女の子たち。今年小学校3年生。
現在レベルⅡ
Ⅳの和音に入ったところ
ⅠⅤ7の和音やメロディは全調で弾けるし、12種類の和音の基本位置も指でしっかりとらえることができる。
今日はⅠ-Ⅳ-Ⅰのカデンツを3人でパート別に弾いてみよう!
全調でなんなくクリア!
各声部の動きがわかったら一人で弾いてみる?
他の人はベースの音を入れてあげて、それからもう一人は右手でⅠ- Ⅳを基本位置でコード名を言いながら弾いてみて。
これらの要求にもすぐに反応してくれて、全調でクリア!
最後に一人で左手でカデンツ、右手はⅠⅣのコードを言いながら和声音でメロディを作ろう!
これ練習もなしで全調でできちゃた!
新しいことが出てきてもそれは全く新しいことじゃなく、今まで自分達が積み上げてきたことに少し新しいことが加わるだけ。
頭と耳、目、そして指を総動員させて、いつも楽譜を分析したり、移調したり、バリエーションを作ったり、Q&Aを作ったり、ゲームのように音楽で遊んでる
決してすごい曲を弾いてるわけじゃないけど、こんな全調移調なんて、大学の授業でもなかなかスラスラできない。
私も苦労したな~(^^;)
この子達は “らせん学習” をして、自分達の中で学習したことを積み重ね発展させていってる。
表には現れないかもしれないけど、無限に広がっていく力が確実にそこにある!
きっと後3年くらいしたら「ショパンってこんなところでこんな音使ってるよ!おもしろいね!」なんて会話が聞けそう(^o^)
そう!子ども達って球根なんだね!
球根は地上には長い間なんにも出てこないけど、土の中で栄養をたっぷり蓄えてて、時期が来たらぐんぐん伸びて大きな花を見事に咲かせる!
その瞬間を見られるなんて先生冥利に尽きるね!