皆様こんにちわ、直木賞作家を目指している作家見習い中のレオンです。

このブログの題材の提供してくれたTさんから「まだフィレンツェ時代ですか〜、、、まだお店の宣伝できないですね〜」、、とお叱りを頂いたので、急ピッチでブログ更新します。

このブログの主人公Tさんのお店は、Tさんが修行を終えたブログに入りましたらお伝えする予定ですので、もう少しくだらないお話にお付き合いくださいませ。。。




ciao!!


先日、若いピッツァイオーロが辞めてしまった為、昨日は、マリオ師匠とマンツーマンでpizzaを焼き上げたのだ。。。

また、生地を出すところから、焼き上げるまでの一通りの行程をやらせてもらい、これがドラゴンクエストなら、

♪チャララ ラッチャチャーン♪。。。とレベルアップしたこと間違いないだろう。。。


さて。。。


それでは、Notte biancaの話をしましょうか。。。


一昨日、仕事の合間に、マリオが話しかけてきた。。。。


「レオンさん!!チェントロ(中心街)は今夜、夜中まで店が開いてるんだよ!!」

※普段、洋服屋等の店は19:30ぐらいまでの営業、barは夜中の2:00ぐらいまでの営業

「ふ~ん。。」


ただ店が、遅くまで開いてるだけの夜なだけ。。。


そう思った僕であったが、仕事中、表の道路に出てみると、barの前や、路上にはたくさんの人だかりが出来ている。。。


そんな光景を目の当たりにした僕は、面白そうな夜ではと少々期待したのであった。。。



仕事が終わり、誰もいなくなった静かな店で、お疲れビールをマリオと一緒に飲む。。。


「マリオ!!一緒にチェントロにでも行きますか!!」

「OK!! でも、その前にミクちゃん(マリオの彼女)のとこに行こう!!」

僕らは残りのビールを飲み干すと、マリオの彼女が働いてるbarに向かったのであった。。。



「レオンさん良かったねー、PIZZAMAN(僕らの店)がこの通りにあったら僕らはまだ仕事だね。。。笑」

なにを基準にnotte bianca の区域を決めてるのか知らんが、PIUZZAMANはぎりぎりチェントロには入らなかったのであった。。。

※チェントロ以外の区域は通常通りなのだ。

二人で街を歩いていると普段とは違うチェントロに感激する。。。

路上では酒やパニーノが売られ、深夜には閉まってるはずの店が開いてる。。。

まっすぐ進むのが困難なほどの混雑。。。

日本の初詣の混雑も顔負けだ。。。


そして、

街にある、全てのbarからは、ハウス、テクノといったクラブミュージックが流れてくる。。。


一つのbarから流れて来るミュージックが遠ざかれば、新たなbarから新しいミュージックが出迎える。。。


普段は静かにたたずむサントスピリト教会は、建物自体が巨大スクリーンに変身し、鮮やかなVJ(映像)が映し出されている。。。


そして、サンタクローチェ教会の前は、広場に設置されたステージによって野外ディスコへと変貌し、路地に入れば、道路の真ん中に置かれた巨大スピーカーから音楽が押し寄せる。。。


若者は皆、酒に酔い、踊り、幸せそうに語り合い、notte biancaに酔いしれている。。。



こんな光景は日本では見られないだろう。。。



さてさて。。。



そんな楽しい夜も、


気がつけば、夜が明け始めている。。。



「いや~久しぶりに朝まで遊んだね。。。」


こうして僕らは明るくなり始めた空を見上げ、帰途についたのであった。。。


本当に楽しい夜であったが。。。


一つだけ残念なことがあった。。



それは。。。。



それは。。。。




カメラを忘れたこと。。。


ciao!!