今回も生年月日統計学(以下統計学)にある12タイプの一つ「Hベクトル 会長の精神性」を説明します。

 

キーワード

「存在感」「実績と経験」「本物」「玄人」「究極のブランド」

                                                   

基本情報

いざという時、周囲から頼りにされる存在になるように実績、経験を積み上げる傾向があります。

 

「物事はじっくりと向かい合わなければ達成出来ない」という意識が強く、コツコツと実績経験を積み重ね、高いレベルにまで達することに、自分らしさを感じます。

 

特徴①

一歩引いた控えめな態度に自分の存在感を明確にしておきたいという思いがあります。じっと自分の出番を待ちながら、人の役に立てる場所を探しているのですね。

 

物事の良し悪しを実績や経験により区別し、身の回りを実績や経験のあるもので満たそうとします。

 

経験を積み重ね、自分自身が究極のブランドとして周りから認められるように「自分の限界まで体を張って頑張る」ことをします。

 

「実績や経験」にこだわるのは、実績や経験を積み重ねた人や物事であれば、安心できるから。自分自身も実績や経験を積んで確固たる存在価値を見出したいという心理の表れと言えます。

 

特徴②

この素質は60歳前後の時代を表します。60代と言ってもまだまだ若さがありますが、社会的に様々な役割が終わり、後を継ぐ者たちへ、道を譲り渡すことが使命となります。

 

人生の山を乗り越えてきた経験と安定感が周囲から信頼され、面倒な仕事など任されていくことが多い。いわゆる縁の下の力持ち的な立場の人です。粘り強く過ごしていくことで認められていきます。

 

ただ、周囲に内面の良さを理解してもらうには時間がかかりますから、面倒だと思わずに積極的に人と交わることでさらに素質が開花されます。

 

仕事などは、技術・研究など粘り強さと積み重ねが必要な分野に適しています。若いときは苦労することはありますが、頑張っていれば、人生の中間以降に本当の良さが発揮される人が多いです。

 

若い人よりも、年調査やお年寄りに慕われるのも特徴です。

 

そのほかの特徴

・挨拶や話しかけても反応しないことがある。(別ごとを考えている)

・新しい職場は慣れるまで苦手。

・慣れてくると、とても早口でしゃべるようになる。

・心許した相手には、独占欲が強くなる。

・相手の実績を気にする。

・自分にとって手や足となるブレイン(魂・胎児・赤ちゃん・各精神性)がいるとよい。

・過剰サービスしてしまう傾向がある。

・考え事しながら話をすると、遠くを見つめる癖がある。

・猫の肉球が好きな人が多い。

・話が長い傾向がある。

・笑うと目がタレ目になる。

・自分をだすことが得意ではないので、キャラ(自分じゃない自分)を作ることが上手い。

・何か物事を行うときは、全体像を見渡す。

 

1st(リラックスした状態)

本物でみたされる環境に身を置くために、クールな着眼点で人や物を見極め、自分自身も本物で満たされるべき究極の存在となるために実績と経験を積もうとします。

 

2nd(人にこう見られたい・仕事の場面など)

人と接するときに控えめで謙虚な振る舞いを心がけながらも自信があるのに自己アピールするタイミングを計っています。

 

3rd( 追い込まれた時・緊張しているとき・お酒を飲んだ時など)

自分にとって必要なブレインを探して、自分が周囲から一番高く評価される環境を固めてから対応しようとします。

 

対応ポイント

・①この人の存在価値を認め、頼りにし、立てるように接する。

・②この人の実績や経験を尊重し、経験値を積み重ねられる環境をつくる。

・③この人の前では、弱音を吐かず、身体を張って限界まで頑張り、ひたすら実績・経験を積み重ねる。

 

【イメージしやすい男性有名人】

玉山鉄二さん・宮川大輔さん・安住紳一朗さん・加藤浩二さん

松山英樹さん・綾部裕二さん・徳光和夫さん・藤森信吾さん

 

【イメージしやすい女性有名人】

戸田恵梨香さん・桐谷美玲さん・上村愛子さん・麻生久美子さん

天海さん・真木よう子さん・竹内結子さん・土屋アンナさん

 

次回は、「老人の精神性」について解説しますね。