あけましておめでとうございます。
今年も僕のブログを見て頂きありがとうございます。
今年どうぞよろしくお願いします。
さて、今年は「戌年」ですね。
この「戌」という文字。なぜ「犬」ではないのでしょう?
そういえば、ほかの干支も違う文字で書かれていますよね。
なぜ?本来の漢字と違うのだろう?また、語源はなんだろう?
とても気になってしまったので、今回は調べてみたことを植物の成長に例えてシェアしてみます。
注)*なお、自分調べなので信憑性に欠ける点がございます。参考程度にお読みくださいね。
「子」 (ねずみ)の語源 =「孕」(はらむ)からきています。
・例:子供をお腹に孕む。
・「孕む」の形が、人のお腹に胎児がいるところを表しているところから来ています。
・「子」の時期とは、冬至(一年で一番日照時間が少ない日・陰が最大で陰極まって一陽生ずるとき)
・冬至を植物の成長に当てはめると、土の中深く、種が芽を出す準備が整った状態です。
「丑」(うし)の語源 =「紐」(ひも)から来ています。
・紐とは植物の「芽と根」のこと。
・少しづつ土の中で芽と根を出している状態。この根を紐と掛けて表したのだと思います。
「寅」(とら)の語源 =「演」(えん)からきています。
・演は「のびる」という意味。
・冬至から日照時間がのび始めると、種が地上に芽を出す。(日差しと芽がのびる意味)
「卯」(うさぎ)の語源 =「茆」(さかん)からきています。
・茆に伸びるという意味。
・太陽の光(日照時間)がさかんに伸び、芽を出した植物がさかんに伸びる。
「辰」(たつ)の語源 =「震」(しん)からきています。
・ふるい立つという意味。
・日照時間が震えるように伸びて、植物も震えるように伸びる。
「巳」(み・ヘビ)の語源 =「記」(き)からきています。
・「記」とは止まり始まるという意味。(書き始める、書き止めるなど)
・植物の伸びが止まり、花が咲く直前を意味している。
・人間でいえば、「子供」→「青年」に変わる状態。
補足:「巳」と「己」で別字であるが、同じ部首に割り当てられているため。
(「起」や「包」などは、もともと「巳」を使っていたのが、「己」に改められた)
「午」(うま)の語源 =「忤」(さからう・さかり・ご)
・「さかりの時期」の意味。
・午は一年でいえば夏至(一年で日照時間が最大の日・陽極まって一陰生じる時)
・太陽の光が増えると、植物は大輪の花を咲かせ、最高の表現をする。
「未」(ひつじ)の語源 =「昧」(くらい・まい)
事例:曖昧(あいまい)・昧爽(まいそう・「明け方のほのかに暗い時間」)
・太陽の日照時間が減り、植物は結実(実を付け)しはじめます。
「申」(さる)の語源 = 「伸」(しん)。
・影や日陰が伸びる意味。
・植物は結実を増します。
「酉」(とり)の語源 = 「醸」(じょう)。
・醸(かも)すという意味(酒や醤油などをつくりだすこと)
・事例:「雰囲気を醸し出す」「物議を醸す」
・植物でいえば、果実が熟成されていく状態。
「戌」(いぬ)の語源 =「滅」(めつ)。
・物事が、「滅する」という意味。
・事例:「明かりが点滅する」「全滅する」
・植物で言えば、木から熟した果実や葉が落ちる。草は枯れて滅する(土になる)。
「亥」(い)の語源 =「核(かく)立」が語源。
・核とは・・「果実の中心にある種子を保護している堅い部分・コアともいいます」
・核立(中心が決まり種となることの意味)
・事例言語:核心・核兵器・コア・地球の中心。
・植物で言えば、落ちた果実は、地中で種になる。
調べてみるとこんな意味があるようですね。
意味を調べると、納得できてとても面白いです。
また、干支がどこからきて、いつからこうなったのかは全くわかりませんが、
調べてみると面白いですよね~。
今回はこれで終わります。