駄目な人は「軽蔑される」
普通の人は「怖がられる」
すごい人は「称賛される」
本当にすごい人は「居るか居ないかわからない」
この言葉、サッカー日本代表元監督「岡田武史さん」が昔TVのインタビューで語っていた言葉です。(この時は上司を例えて言っていたかも。例:本当にすごい上司とは・・・)
「居るか居ないのかわからない人」とは、その人が目立たずいい仕事をしているということです。つまり、肝心なポイントだけしっかり抑えて、自分はまるで何もしていないように見せているということ。
人は常に「人気者でいたい」や「褒めてもらいたい」、「目立ちたい」と思うのが普通ですよね。だけど、自分の思いが強すぎるのも考え物。そう思ったときは岡田さんの言葉を思い出してほしい。
中国の古い書物「孫子の兵法」と言われるものにも「本当にすごい人は誰にも気が付かれずに目立たず結果を出す人」と書かれています。
もっとわかりやすく言えば、「派手な勝ち方」や「褒め称えられる勝利」では、優秀ですばらしい勝ち方ではないと言っているのですね。
それよりも、ちゃんと準備や計画をして、人の見ていない所で出来る限りの事を確実に行い勝利する。そのほうが素晴らしいと称えているのです。
人前で頑張る姿をアピールすれば、ちやほやされるだろうし、褒めてもらえ嬉しい。その一方で、陰でコツコツ努力するのはあまり目立たないし、褒められることも少ない。
だけど、陰で努力することこそが「本当にすごい人」と言われる人達のすばらしさだと思います。
きっと「頑張ること」や「努力すること」は人にアピールするためではなく、「自分の為にするものだ」ということを理解しているのですね。(もちろん誰も知らない地道な努力を積み重ねること簡単ではないですが・・・)
努力すれば報われる・・・
何かをやっている本人が「努力すれば報われる」と思っているとしたら残念な考え方。
それは自分以外の第三者が思うこと。
もっと言えば、努力とは「本人が努力だと認識するのではなく、第三者が見ていると努力に見え、本人にとっては全くそうではない」そういう状態でなくてはならないと思うのです。
この言葉はメジャーリーガー「イチロー選手」の言葉です。
誰にでも目に付く「すごい人」ではなく、誰にも気が付かれないで、目立たず結果を出す人。これこそが「本当にすごい人」なんですね。
僕も「本当にすごい人」目指していきたいと思います。
今回は、以上で終わります。
PS 生年月日統計学でいう、ベクトルには頑張り方があります。
「Eベクトルは一人で頑張る」
「Hベクトルは、みんなで頑張る」
「Aベクトルは陰でこっそり頑張る」
岡田武史さんもイチロー選手も、生年月日統計学でいう「Aベクトル」です。
もしかしたら、「本当にすごい人」を目指すのは、Aベクトルだけなのかも…。
他の(H・E)ベクトルはどう思っているのでしょうね?