不安神経症発端の続き
家から出ることが無く3か月4か月が過ぎたころ、クラークも辛かったのかだんだんと元気がなくなって行き朝からお酒を飲むようになりました。何が何だかわからないロイスは毎日が針のむしろでした。小さな子供を抱えてクラークは毎日酒浸り・・・それでもお腹は空くのか食事だけはしっかり食べる。

ロイスは病院に行くように何度も行ったのですが、以前に行った病院の先生が
先生「君は性格が悪いからこんな症状が出るのです、その性格を直しなさい」と言われたそうです。

しんどくてめまいがして心臓がバクバクして不安が募って来るのに、助けてほしいのに先生が性格が悪いとおっしゃったそうです。そうして誰にもこの病気は解らないとお酒を飲むばかり。

舅は若いロイスが出ていかないか毎日のように見張って、姑は口紅を付けただけで、ロイスが浮気でもするんじゃないかと疑って、一時間おきに家に居るか?確かめの電話
姑「何時に帰って来たんや?」
ロイス「5時です」
姑「4時に家を出たやろスーパーはすぐそこやのにどこで何をしてたんや!!」
もう気が狂いそうでした。クラークの事だけでも大変なのにSS癌は何を疑うのか、一生懸命クラークが治らないか願っているロイスに無茶ぐちゃでした。結局舅はロイスを見ていないと我慢が出来なくて
舅「旦那が会社いかへんのやったら、あんたが務め!」
と言われて、4歳と2歳の子供を幼稚園に預けて、会社に通いました。



夕方子供を迎えて帰って来ると、SS癌が夕ご飯を作れと言う。そうして夕ご飯を用意しかたづけて、帰って来ると、クラークがお酒に浸っている。そうしてろれつの回らない声で
クラーク「ご飯は?」子供が小さいのに、クラークが病気だと言うのに、SS癌はご飯まで作らせる。
これではクラークは良くならないと思い、勝手に疑ってそばで見張っていたいと思っているSS癌に
ロイス「すみませんクラークのそばにいてあげたいので、会社は行きますが、会社から帰ったらクラークの面倒を見たいです。」とやっとのことで了解してもらって毎日夕ご飯をクラークに作ることが出来ました。
普通親だったら、こっちはいいから息子を見てあげてと言いませんかね。



このころにはロイスもクラークはきっと会社に行けるようになると思っていましたから、なるだけクラークのしたいようにさせていましたが、こんな人を見た事が無い、ロイスはやはり腹が立って喧嘩も良くしました。
会社も行けない人が、自慢のように自分にしかこの病気は解らないだとか、背筋を伸ばさへんかったらこんな病気になるだとか、そうして人を恨んで、恨んで、過ぎた事ばかり思い出しては恨んで・・・・憎んで
毎日こうしたくてしているわけでは無いと、誰がこんなことしたくてしているかと怒鳴る。そうしてお酒を飲む。

これはまさにロイスにとって生まれて初めての困難でした。結婚するまでは父のおかげで何不自由なく人を羨むことも憎むことも無かったのですが、クラークは人を憎んでばかり、やはり性格を直さないとあかんの違うかと思いました。そうしてカウチポテト事件が起こりました。長くなるので次回にします。


昨日は子供の日、クラークに会いに子供たちが帰って来てくれました。クラークの楽しい楽しい時間でした。








ロイスも頑張ってお料理しました。ずっとこんな風に過ごせたらいいのにと思いました。