この頃、レザーはリアルが当たり前でした。
しかし10年の時を経て、今ではフェイクレザーが展示会でもいっぱいで、リアルは稀なアイテムになりつつあります。
カウレザーは副産物だとは思うのですが、ビーガンの人々にとっては、気持ちの良いものではないのでしょう。
致し方のない成り行きですが、靴までがフェイクになるのは、寂しい限りです。
今ある靴を大切に手入れしながら、履き続けて、共に生涯を全うしたいと思います。
この頃は、大人ミニも人気でした。
元セリーヌのフィービーファイロの新コレクションにも登場して来た、サイドライン入りジャージーフレアパンツも10年前にも。
当然、シアーブラウスも。
しかしこれはイタリアのインポートでした。国内では、ホロニックのこのブラウス、
セミシアー素材で、両胸ポケットで透けをカバーしています。
からも、その後のロングランアイテムに。
やはり、Tシャツはパフスリーブでした。
スカートはメッシュのシアー。
去年の夏が、メッシュ全盛でした。
サイド異素材のライン入りスタンドカラーパーカーとセットアップのスカートはスエット素材でした。
モードなスポーツテイストは、今も継続中のデザインテイストです。
来秋冬、オフ気味の高いスタンドカラー、又はダラっとならないオフタートルやハイネックは、良いのではないかと思っていますが、展示会にはあまり出ていません。
それは、こんなコレクションのイメージからの予測ですが、ダウンの襟もハイカラーが多くみられる様になった、ここ2、3年の傾向から。
コーデュロイカラーのトラディショナルから、モードなハイカラーと派が別れそうです。
どちらも魅力的なのです。
そうそう、リアル、フェイクも含めてレザーテイストにも注目です。