出れば、毎回人気のデザインパフスリーブがあります。


この店を始めて、何度、販売したのだろうと思います。


普通、肩に合わせたセットインから膨らむパフスリーブは、大きな方には更に大きく見えてしまう欠点があります。

そんなパフでも、こちらの様に少し内側にセットされて膨らむ仕様のモノは、パフの華やかさはそのままに、肩幅も、ウエストも細く見せる効果が期待出来ます。

肩幅の広いアメリカの女性達が、細く見える為のアメリカンスリーブと同じ原理です。

隠すことを好む日本人とは違い、欧米では、ファッションに対する潔さの様なモノを感じます。


周りとの和を重んじて個を出さない日本人と、自身のアイデンティティを重んじる個人主義の欧米人との違いかも知れない差です。

どちらも大切な事です。

しかし、潔さは時に、隠す以上の効果を産むことも多々あるのです。

そこでこのTシャツ、アメリカンスリーブとは違い、袖もしっかりあるので、袖付効果はアメリカンスリーブ並みでありながら、気になる腕も出さずにカバーしつつも、華やかさは、そのままの優れデザインなのです。


なかなか理解されないところですが、ジレの袖口を肩にかからないように、内側にお願いするのですが、隠したい国内では肩にかかるタイプが多すぎて、ガッカリします。

このTシャツに、メンズのスリーピースのジレを重ねた方が、今のワイドにも、タイトスカートにも、良いと思っているのです。

今のカジュアルボトムには最適です。

カジュアル以上、ドレスアップ未満でありながら、ボトムひとつでドレスアップも可能になります。

テレビを見ていても、こんなパフに肩まで掛かるジレの着方がなんと多い事か…。

若いタレントさんは、気にしないのかななんて、要らぬ心配をしてしまいます。

今季で3年目継続中のこのデザイン、ベルテッドの復活で、カシュクールデザインワンピなんかも出てきそうな来季、まだまだチキンレッグのロングスリーブで、続いて欲しいと思います。


こちらがその、チキンレッグスリーブ、又はシープレッグ。

こんなインにダイアンフォンファステンバーグ的なカシュクールワンピなんて、戻って欲しいと願っています。

どう考えても、今の時代のファッションって、いつの頃からかネオなんです。


ホロニックのラメスエットも同じく。

すぐに消えるネオと、意外と長く活躍するネオ、経験上、活躍するネオを探して仕入れをして行きたいと思います。